c.ステップアップ講座/研究科/専科コース

2020年2月13日 (木)

2019年度 専科コース第8回「真冬の野鳥観察」

神奈川シニア専科コース
第8回「真冬の野鳥観察」
2020年2月5日
フィールド 境川遊水地

寒暖の差が激しいこの頃ですが、
当日は気温高めで風もない穏やかな晴天。
真冬の野鳥観察にはうってつけです。

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湘南台駅から出発。
近くの公園でブリーフィングです。

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講師は全国森林インストラクター神奈川会の中澤均氏。
専科ではここ数年お世話になっています。
本日も高性能スコープをお持ちいただき
観察に期待が高まります。

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チェックリストなど装備点検や各自の双眼鏡調整。
支度を整え遊水地へ向かいます。

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鉄道高架の壁にカワセミのイラストが。

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イラストを見ながらまずは予習。
「中央に描かれているのが雌。
 下の嘴(くちばし)が赤いです。」

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遊水地に向かう道端にはヒイラギナンテンの
黄色い花がほころびかけていました。
例年より早いかな?

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開設間もない今田管理センターに到着。
今田遊水地を管理する機能に加え、環境学習や
地域活動の場として利用できるようになっています。

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展示スペースには過去の台風や大雨での
大規模な水害状況がわかる資料が掲示されています。

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中央広場を横切って川べりへ。
カモ類がたくさん見られます。
中澤さんの説明を聞きつつ、双眼鏡を覗き
図鑑写真と比較、チェックリストの記入。
そしてカメラ撮影と忙しいです。

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中央広場の石積みにも昨年の台風の痕跡が
随所に見られましたが、境川護岸の草木にも
浮遊していたであろうゴミがたくさん引っ掛かっています。
すべて取り除くには膨大な労力が要りそうです・・・

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藤沢市から横浜市泉区へ。鷺舞橋に到着です。
ここまでで河川や草むら、空中に飛来したものも含めて
20種以上の野鳥出現です!
中澤さんの誘導でひたすら観察、チェック、撮影、図鑑で確認・・
の作業が続きます。

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俣野、下飯田、今田の各遊水地には
ビオトープが整備され、動植物の保全を行っているそうです。
(境川遊水地公園パンフレットより)

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カワセミは各所に出現しました。
枯れた葦原の中にいますが見つけられますか?
今日はお天気もよいので順光だと羽の色が
いちだんと綺麗です。

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新遊水地橋のたもとにはオオジュリン出現。
保護色でなかなか見つけにくいのですが
さえずりや動きをたよりに双眼鏡で追います。

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境川遊水地情報センターに到着。
昼食休憩をはさんで午後は座学です。

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中澤さんのご用意くださったわかりやすい資料と
軽妙な語り口で野鳥全般についての講義。
「鳥は恐竜の仲間」ということも系統樹で再確認!

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座学後は対岸を湘南台駅まで。途中で立派な雄のキジ、
今田管理センターのビオトープではヨシガモのペアも
観察することができました。
声も含め石川メモでは32種。
参加の皆さん、大満足の野鳥観察でした。
(事務局:石川、野鳥画像提供:松永さん

2020年1月26日 (日)

2019年度 専科コース第7回「六国峠-能見台緑地-古道を巡る低山ハイク」

神奈川シニア専科コース

7回「六国峠-能見台緑地-古道を巡る低山ハイク」

2020年1月15

 

新年早々、荒天により1週間延期となった専科コース。

この日も地域によっては大雨が降ったようですが、現地は晴れでした。

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京急線・金沢文庫駅からスタート。

講師は全国森林インストラクター神奈川会の広川一久氏です。

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住宅街からハイキングコースへ。

前年秋の台風でここもかなりのダメージを受けたとのこと。

爪痕が各所に見られました。

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能見堂緑地では暖冬でしょうか、

早くもミツバツツジが咲き始めていました

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江戸時代の安藤広重の金沢八景の浮世絵の一枚。明の僧が能見堂からの景色を故郷を 懐かしみ名前を付けたそうです。

能見堂跡地からの風景を江戸時代の金沢八景の浮世絵で再認識。版画には五感に訴えるイメージがふんだんに取り込まれています。

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不動池の枯れ木には珍しくゴイサギが群れていました。幼鳥も含まれた家族かもしれません。

 

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昼食をとった「ののはな館」の脇にはめずらしジャヤナギ(マメ科)の古木が巻き付いていました。

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オセアニア原産、ブラシノキの果実です。堅く、山火事の後の雨水で発芽するユーカリに似ています。しかしながらオーストラリアの山火事は悲惨です。

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ヤドリギの果実です。ケヤキなどの高木の上部に宿るのですが、珍しく手が届くところにありました。ヒレンジャクなどの好物です。

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モミジイチゴが、シダの谷で冬に目立つ赤い実を付けていました。

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シダの谷では鮮やかな青い実を付けたノシランが多く見られました。

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シダの谷では、多くのシダ類が冬でも常緑で寒さに耐えていました。イワガネゼンマイの葉裏には胞子嚢がたくさんついています。

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金沢自然公園の展望台からは、金沢八景浮世絵にも描かれた、野島、夏島が一望できました。昔は海だったところが埋め立てられ、残念ながら当時の風情はありません。

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六国峠ハイキングコースの尾根は海底が隆起してできたものです。地層が縞模様のクロスラミナが見られます。

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コナラのドングリから発芽しています。同じ頭から根が出て、次に子葉が出てきます。

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シュロがはびこっています。大きくなると除伐が大変で、他の植物にも厄介者です。

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ドウダンツツジの紅葉がきれいです。広川講師から、なぜ紅葉するのか詳しい解説をいただきました。

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スイセンも咲きだしました。地中海原産で中国経由で日本に渡来したようです

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カシワの木。冬でも落葉しない樹木もあります。進化の歴史が浅く、落葉前の離層がうまくできないためのようです。

ハイキング終了後は金沢文庫駅前で恒例の懇親会。講師も交え賀詞交歓会となりました。(専科講師/久野さん記 記録撮影/下尾さん)

 

2019年11月27日 (水)

2019年度 専科コース第6回「秦野の湧水地めぐり」

神奈川シニア専科コース
第6回「秦野の湧水地めぐり」
2019年11月6日

本日のフィールドは秦野盆地。
巨大な水瓶と言われるその地下水量は
推定2.8億トン=芦ノ湖の1,5倍!
家庭水道水の75パーセントが地下水利用となっています。

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小田急線秦野駅は2012年から特急ロマンスカーの停車駅。
特徴的な外観です。

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本日のメイン講師は全国森林インストラクター神奈川会の
鈴置慎吾氏。お隣の東海大学前駅にお住まいで、
神奈川シニア2期生でもあります!

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秦野駅近くの児童公園、
大きなキンモクセイの下でブリーフィング。

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キンモクセイがどのくらい大木であるか
おわかりいただけるように、遠くからのショット。

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抜けるような青空。
街並みの向こうには大山が見えました。

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スタートは<弘法の清水>。
昭和60年に選定された名水百選『秦野盆地湧水群』の代表的な湧水。
平成元年に汚染が発覚したものの、市による対策により
劇的に水質が改善し平成16年に『名水復活』が宣言されました。

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弘法大師の伝説が残る湧き水。
井戸の形が臼に似ていたので臼井戸と呼びこの地区の
小字名になっています。

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ご近所の方でしょうか。野菜を洗っていました。
水温は年間を通して16℃前後だそう。

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水量は日量130トン前後で安定しているそうです。

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溢れる湧き水の大きな池があった寿徳寺の
横を通り、崖下のせせらぎへ。

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湧き水は今も健在です。

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秋の空にススキがそよいでいます。

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いつも水量が豊富だという宝川。
しばらくは川沿いを伝いながら進みます。

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川沿いのフェンスにノブドウ発見。
色づき始めた実は秋の深まりを感じさせます。

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頭上にはエンジュの実がたわわに下がっています。

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今泉名水桜公園に到着。
古代からの水汲み場で池の底からは土器破片も大量に出土。
18種のサクラが植樹され一年を通して楽しめるそう。

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十月桜が綻んでいました。
青空を背景に花の色が映えます。

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フォトスポットの看板も。
春にもぜひ訪れてみたいものです。

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秦野盆地湧水群の中でも最大級の湧き水量を
誇る今泉湧池。その量2700トン/日!

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今泉名水桜公園を後に白笹稲荷神社へ。
クサギが可憐な実をつけていて目を引きます。

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こちらはおなじみアオツヅラフジの実。
実りの秋を感じます。

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白笹稲荷神社到着。
お稲荷さんはもともと稲作、穀物の神様。
農作物の生育に必要なのが水源です。
境内の境内には一貫田湧水があり、鎮座地として
最も優れた清々しい地といわれています。

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保存樹木のカゴノキ。
秦野市では珍しく、稀少な樹木です。

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樹皮アップ画像。
木肌が鹿の子模様とよく似ているのが特徴です。

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神様のお使い、お稲荷さんのキツネ。
稲をくわえています。

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愛らしいハトが屋根の端に設置されています。
これは火除けだそう。(神主さん談)

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屋根のふちに沿ってずらっと並ぶ様は
遠目にはほんもののように見えます。

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創建当初は『白篠稲荷』と称する小祠であったといい
年代は詳らかではないそうです。
関東三大稲荷のひとつとして信仰され
『お稲荷さん』として親しまれています。
女性の神主さんにお話しを伺うことができました。

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格子天井150枚に龍神様を中心として
風水四神、宝尽くしを配した天井絵は圧巻です!

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お稲荷さんとご縁の深いキツネ。祀られているのは
子どもを慈しみ育て日々お守りしている『子守り母狐』。
子どもの健やかな成長のご利益が授けられるそうです。

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落花生を扱っている商店。
昔ながらの佇まいが目を引きます。
9月、10月の台風で落花生の収穫にダメージを受けたそうで
店頭に商品はありませんでした・・・

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商店に併設『落花生工場』とあります!

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出雲大社相模分祀に到着。森づくりを進めている
境内には『千年の杜の水』が湧き出しています。

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地下50mから湧き出す『ゆずりの泉』。
ここが小藤川の源流となります。

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住宅街や農地のあちらこちらに湧き水が。
下校途中の小学生が美味しそうに飲んでいました。

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湿地帯を成していた荒井湧水は土地区画整理事業に伴い、
『今泉あらい湧水公園』として保存されています。

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盆地の扇端に位置する今泉の盆地から
染み出すように湧き出た地下水が寄り集まって、
秦野駅前に荒井用水として流れ出ています。

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再び秦野駅前。
今日はメイン講師の鈴置さんと、サブ講師の久野さんが
ご案内してくださいました。お疲れさまでした。

後日寄せられたアンケートから。
「2回目の秦野。複数回といえども更なる知識を得た。
講師、参加した仲間など、違えば学びはいつでも新鮮であることを実感。(抜粋)」
私も違う季節にもう一度訪れてみたいと感じたフィールドでした。 (事務局/石川)

2019年10月24日 (木)

2019年度 専科コース第5回「城ヶ島で探る大地の動き」

神奈川シニア専科コース
第5回「城ヶ島で探る大地の動き」
2019年10月2日
会場/フィールド 城ヶ島周辺

好天に恵まれましたが10月としては30℃を超える
異例の暑さの中で実施となりました。

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京急三崎口からバスに揺られること20分余、
城ケ島大橋からの眺め。何しろ良い天気です。

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三浦半島最南端の城ヶ島公園に到着。

本日は白秋碑前バス停からスタートです。

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講師は全国森林インストラクター神奈川会の
大橋泰雄氏。2期生OBでもあります。

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昭和35年に大橋架橋により移転された白秋歌碑。

「城ヶ島の雨」の一節は白秋自筆です。

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ヒガンバナは例年よりかなり遅い開花です。

海岸のあちらこちらで見ごろでした。

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神奈川水産技術センター、造船工場脇を抜け一本松へ。


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堆積する際に生じた面白い地層を観察。

地層の上下関係を判断することができます。

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崖に張り付くようにハマカンゾウが咲いています。


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トンネルをくぐり
城ケ島公園内に向かいます。

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春に天神島海岸でも観察したトベラ。

この季節は実が弾けています。

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城ケ島第二展望台から三浦市方面の眺望。


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正午近く日差しも強まり気温も上昇中ですが
見晴らしは最高です。

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太平洋側の眺望。


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ランチ後には補足講義を。

大地震による地殻変動などわかりやすく興味深い資料が次々と提示されました。

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荒波と風によって削られた断崖絶壁の海食崖。

下部の地層を関東ローム層が覆っています。

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馬の背洞門がある海岸に降ります。


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関東大震災前はこの洞門を船が通行できたと
言われています。
観察のキーワードは海食洞の隆起、クロスラミナ、マッドボール。

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西山一帯では地層がほぼ水平になっています。

地層の傾斜や火炎構造が観察できます。

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生痕化石のあと。

探すとあちらこちらに見つけられます。

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専門用語もたくさん出現しましたが、

工夫された資料を駆使してわかりやすく興味深い講義で
城ケ島を満喫できた1日でした。
強烈な暑さでしたが皆さん元気に最後まで
歩き通されて安堵しました。(事務局/石川)

2019年9月23日 (月)

2019年度 専科コース第4回「横浜気象台と山手の丘の自然」

神奈川シニア専科コース
第4回「横浜気象台と山手の丘の自然」
2019年9月4日
会場/フィールド 横浜地方気象台および山手周辺

入門コースでも訪れた横浜地方気象台ですが、
今年度専科コースでは周辺の自然観察や史跡めぐりも
取り入れた盛りだくさんな内容です。

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スタートはみなとみらい線/元町中華街駅上にある

アメリカ山公園。

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本日の講師はインストラクター神奈川会の
山路洋護氏です。

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駅舎上部を増築した全国初の立体都市公園。
夏の名残を感じさせる植物が点在しています。

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ベニバナトチノキにはもう実がついています。

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ズームで撮影。

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アメリカ山を通り抜け横浜地方気象台へ。

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ご存じのとおり2009年に安藤忠雄氏により保存再生された建物。
入門コース以来の再訪ですが、新しい発見がありそうです。

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職員の方が館内をご案内してくださいます。
まずはイントロダクション。

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アールデコの意匠が随所にみられる素敵な空間。
照明器具も創建時の写真を復元しているそうで
レプリカといえども驚くような価格です。

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気象庁のキャラクター「はれるん」発見!

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旧式の計器類が保存されている部屋。
湿度は人毛(金髪)で計測したそう。

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屋上の様子。横浜が一望できます。

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増築棟を結ぶ渡り廊下。
安藤建築らしいシンプルでモダンな設計です。

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外壁にも凝った意匠が保存されていて
建物の歴史に対する敬意が感じられます。

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地下の地震計室なども案内していただきました。
気象台から座学会場の山手234番館へ。

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今日はここで久野さん担当の座学です。

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久野さんの講義は「Bluffが育てた横浜山手の自然」。

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昼食のあとは港の見える丘公園へ。
2016年にリニューアルしたイングリッシュローズガーデンは
薔薇をテーマに一年草と宿根草が混植されていて見どころ満載です
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コブシは赤い実も来年の花芽も見られました。
この時期、芽鱗はちょっと暑苦しい感じ。

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タイサンボクも実と花の両方が。
返り花でしょうか。

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絶好のビューポイント!
でも残念ながら横浜ベイブリッジは霞んでいました。

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フランス山を経由して元町方面に向かいます。

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途中のユーカリの根元に実を発見。
ボタンのようなユニークな形状です。

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山手外国人墓地の横を通りジェラールの水屋敷へ。
山手の麓に水源を確保し居留地や寄港船舶に供給したことで有名ですね。

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180㎡あった山手80番館遺跡。
3階建て鉄筋補強煉瓦造。付属設備に煉瓦造浄化槽もあったと標識にあります。

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エリスマン邸やベーリックホールを通り山手カトリック教会へ。

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山手公園を経て代官坂トンネルをくぐり再び元町方面へ。

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横浜村の名主、石川徳右衛門が居住していたことから
この坂が代官坂と名付けられたとあります。
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本日は元町ショッピングストリート中ほどでゴール。
講師を囲んでの反省会は中華街で。

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皆さんお疲れさまでした! (事務局/石川)

2019年5月15日 (水)

2019年度 専科コース第1回「磯の生き物の生存戦略」

神奈川シニア専科コース

第1回「磯の生き物の生存戦略」
会場/フィールド 天神島臨海自然教育園

今年度の専科コースは、大幅なカリキュラム変更と
全国森林インストラクター神奈川会の全面的な協力を得て
開催に漕ぎつけました。

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好天に恵まれた専科コース第1回は横須賀市佐島の天神島へ。
本日の受講は8期生を中心に7期生、2期生、彩の国シニア修了生
総勢14名です。

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担当講師は久野正樹氏。
PPと配布資料を見比べながらまずはじっくり座学です。

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ランチタイム、館内自由見学ののちいよいよ野外へ!
磯の香りと潮風が何とも心地よい。

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約50種の海岸植物が見られるという天神島と笠島の砂丘。
色合いや葉の感触を確かめながらの観察です。

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野外観察時はちょうど引き潮。
海岸の植物観察から潮だまりへ移動。
色とりどりの海藻や小さな生き物たちに興味は尽きません。

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ビジターセンターに展示するために指導員さんが採取した
シロウミウシ、アオウミウシもタイミングよく観察できました。
「海の宝石」と称されるのも納得、の美しさ!

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本日の専科コースにはサポートスタッフとして
菅原啓之氏も同行くださいました。(事務局/石川)

2019年3月 2日 (土)

H30年度 専科コース 第10回「野鳥の観察」

日時:2019年2月21日(木)9:40〜15:00
場所:座学=生田緑地 宙と緑の科学館
   野外観察=生田緑地→ニヶ領用水→多摩川堰堤→登戸駅
講師:NPO法人全国森林インストラクター神奈川会 松井公治氏、菅原啓之氏(野外観察)
参加者:受講者18名 サポートスタッフ2名

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肌寒い冬の一日でしたが、鳥の特徴などの講義と、多摩川などでの野鳥観察を楽しみました。
午前中は、生田緑地の「宙と緑の科学館」で、座学を行いました。パワーポイント投影と共に「鳥の基本と身近な鳥たち」というテーマで、インストラクターの松井氏にお話しいただきました。

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鳥の進化、鳥の先祖は恐竜でした(始祖鳥)。鳥類は世界で9000種、日本には600種いるそうです。

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鳥は飛ぶために色々工夫し進化してきました。翼を持つ、骨の軽量化と強度向上、呼吸の効率化(気嚢)、高い体温と強い心臓、素早く強い消化、遠くの見える視力などです。
今日、多摩川で見るのが楽しみな渡り鳥の生態も学びました。なぜ渡りをするのか、飛行ルート、体力維持、栄養バランスと繁殖、など。

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鳥の繁殖は興味深いものでした。さえずり、縄張り、繁殖羽、デイスプレイ、雌雄の形態・生態・選び方、営巣・産卵・育雛、巣立ち、など。
野鳥観察の識別ポイントも教えていただきました。

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大きさ、形・色、成熟度(親子)、時期による羽の色の違い、飛び方の特徴、鳴き声(さえずりと地鳴き)、環境、季節など。くちばしと食性では、花の蜜を吸うメジロの下がブラシ状になっている貴重な写真が面白かったです。

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身近な鳥の生態、スズメ、カラス、ハトは、見る目が変わる話題が多く楽しかったです。特に、カラス、ハトという鳥はおらず、例えばハシブトガラス、キジバトなど名前がちゃんとあるということも記憶にとどめました。

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野外観察です。
昼食前に、「宙と緑の科学館」の学芸員高中氏から、資料館の説明、鳥の観察ということで野鳥コーナーを中心にご説明いただきました。鳥の剥製が多くあり、大きさ・羽の色・くちばし等の違いを実感できました。

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昼食後、多摩川方面へ向かいました。20分ほどで、多摩川から灌漑用に作られた、二ヶ領用水につきました。
用水沿いに歩きますと、コサギ、カルガモなどがお出向かい。上の桜並木や、畑には、ヒヨドリ、ツグミ、スズメ、シジュウカラ、キジバトなどが飛来します。

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多摩川の取水口の二ヶ領用水資料館で休憩。多摩川の堰堤で渡り鳥中心の観察です。少し風が強かったですが、鳥の多さに寒さも忘れました。

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マガモ、コガモ、ハシビロガモ、ヒドリガモ、オカヨシガモ、オナガガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、オオバン、キンクロハジロ、アオサギ、イソシギ、カワウ、ユリカモメ、ハクセキレイ等多くの野鳥を観察できました。水鳥には、潜水鴨と潜水できな鴨がいて、足(水かき)のついている位置の違いも教わりました。

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堤をゆっくり歩いて、ゴールの登戸駅です。みんなで見た鳥の、鳥あわせを行いました。上記に出て来た鳥以外にも、ジョウビタキ、メジロ、ムクドリ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、猛禽類のトビ、オオタカ等、約30種の野鳥観察ができました。

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望遠鏡で見る鳥の美しさに感動し、だんだん鳥を見る目が慣れてきたところで終了は残念ですが、また野鳥観察に出かけたいと思った一日でした。 (久野)

2019年1月28日 (月)

H31専科コース 第9回「春の七草・正月に関連する植物」

実施日:平成31年1月17日(木)

会場:四季の森公園

講師:全国森林インストラクター神奈川会 久野正樹氏

テーマ:春の七草と正月に関連する植物

参加者:受講者12名 サポートスタッフ1名

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午前中は、久野先生に、正月の風習と自然の関係をテーマにお話をしていただきました。

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正月:旧暦(太陰太陽暦)でいう、1年の初めの月のことです。農事が始まる頃先祖の神「正月様」を迎えるので正月になるという考えです。「年神様」または「歳徳神」とも呼ばれています。新年が近付いてくると、徐々に玄関先に飾られ始める正月飾り。門松と注連縄。正月花にはさまざまな種類の花が使用され、それぞれに縁起が良いとされる理由があります。

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注連縄(しめなわ):神社神道では「社」・神域と現世を隔てる結界で、御霊代・依代として神がここに宿る印です。天照大神が天岩戸から出た際、二度と天岩戸に入れないよう太玉命が注連縄(「尻久米縄」)で戸を塞いだのが起源です。注連縄を張る行為には「なわばり」「結界を張る」という意味があります。

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ウラジロ:左右に2枚の葉が広がることから「夫婦円満」を、さらに葉の裏が白いことから「清らかな心」を表します。

ダイダイ:「一族の代々繁栄」を意味です。

ユズリハ:新しい葉が伸びた後、古い葉が黄色くなり落葉する様子が次の世代へ「譲る」ことを連想させ、「親から子への世代交代」の祈願を表します。

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門松:年神様が家を見付けやすいように、家の目印として松の飾りを立てたことが門松の始まりです。門松に飾られる植物は、縁起の良い松・竹・梅です。「歳寒三友(厳寒三友)」と称され、寒い冬でも葉が枯れず、強さからお正月の「縁起物」として尊ばれてきました。

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鏡餅:正月飾り(床飾り)。 穀物神である「年神(歳神)」への供え物で、「年神(歳神)」の依代です。昔の青銅製の鏡の形に似ていることから鏡餅と呼ばれます。

「鏡=鏡餅、玉=橙、剣=串柿」で三種の神器を表しているとも言われる。

御節、雑煮、屠蘇など、正月にいただくものは多様性が有り、日本人の食の原点の一つと言えます。腸内細菌にも優しく、年の初めに心身を健やかに迎えるにはふさわしい食と言えます。

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御節料理:御節供を略し、節日に神に供える食べものです。正式には四段重で、完全を表す三にもう一つ重ねる意味があります。また、四は春夏秋冬を表しています。一の重には祝い肴のうち三つ肴と口取り、二の重には焼き物、三の重には煮物・酢の物、与の重には酢の物・煮しめを入れます。(四は死を想起させるため「与の重」と呼ぶ。)

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雑煮:餅を主な具とし、醤油や味噌などで出汁を味付けたつゆをはった料理です。室町時代に書かれた『鈴鹿家記』に初めて「雑煮」という言葉が登場します。正月に餅料理を食する慣習は古代より「歯固」の儀式と結び付き発生しました。

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屠蘇:一年間の邪気を払い長寿を願って正月に呑む縁起物の酒です。「屠蘇」とは、「蘇」という悪鬼を屠(ほふ)るという説や、悪鬼を屠り魂を蘇生させるという説などがあります。数種の薬草を組み合わせた屠蘇散を赤酒・日本酒・味醂などに浸して作ります。

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春の七草:人日の節句(1月7日)の朝に、七種の野草・野菜が入った粥(七草粥)を食べる風習です。邪気を払い万病を除く占い。お正月に若菜を摘んで食べる「若菜摘み」という風習があり、七草の原点とされています。『延喜式』には餅がゆ(望がゆ)という名称で、「七種粥」は、『土佐日記』・『枕草子』にも登場します。

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七草粥:七草をすべて合わせると約12種類の薬膳効果があり、ビタミン・ミネラルは約7種類含まれます。なぜこの7つが「春の七草」となっているのかはさだかではありません。ただ、1つ1つにはとても縁起の良い意味が込められています。

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セリ(芹)セリ科:競り合うように生えていることから、この名がつきました。この名前に「競り勝つ」という意味をかけて、縁起物にされている食材です。

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ナズナ(薺)アブラナ科:別名はペンペングサ、シャミセングサ、バチグサなどと呼ばれています。ナズナ(薺)は、麦栽培の伝来とともに日本に伝わった史前帰化植物で、「なでて汚れをはらう」とされる縁起物です。

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オギョウ(御形)キク科:オギョウは、ハハコグサの別名で、史前帰化植物です。庶民は白い植物のハハコグサで母と子のけがれをはらいました。草餅は元々、ハハコグサを餅に搗き合わせていましたが、母と子を搗き潰すのは縁起が悪いとのことで使われなくなりました。

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ハコベラ(繁縷)ナデシコ科:ハコベラは「波久倍良」として、平安時代の辞書類の『新撰字鏡』や、『本草和名』、『和名類聚抄』などに見られます。「繁栄がはびこる」として、縁起のよい植物とされている。

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ホトケノザ(仏の座)キク科:現在の紫紅色の花を付けるホトケノザではなく、タビラコ(田平子)を指し、食用にするのはコオニタビラコ(小鬼田平子)とされます。春の七草のタビラコはキク科で黄色い花を付けます。まさに名前から縁起物です。

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スズナ(菘・鈴菜)
アブラナ科:正式名はカブ(蕪)。「神を呼ぶ鈴」として縁起物とされてきました。古代中国やギリシャの史料にも登場し、古くから人々に食されています。

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スズシロ(蘿蔔・清白)アブラナ科:大根。根は「汚れのない純白さ」を表し、スズシロと呼ばれるようになりました。根の部分に特にジアスターゼが多く含まれ、食物の消化を促進します。

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午後からは四季の森公園で、冬の植物の様子を観察しました。

今回のテーマは、「寒い冬を植物たちはいかに過ごし春の準備をしているか?」

草では、地面に伏せるように張り付いたロゼッタと呼ばれる体制で冬を越えるものがあります。地面に伏せていれば、風の影響は少なく、地面の温度で寒さをしのげます。大きく葉が広がることで、日の光を沢山受けることも出来ます。

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木は葉を落とし、葉で消費されるエネルギーを抑えてエコな体で冬を乗り越えます。葉を落とす前に実を実らせ次の世代の準備をしておきます。

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枝には、葉芽や花芽を準備し、春にははを茂らせ、花を咲かせる準備が整っています。

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今回は水辺につがいのカワセミの姿を見ることができました。(写真撮影:下尾7期)

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冬とはいえ、天気も良く、自然のさまざまな顔を楽しむことが出来ました。(檀野)

2018年12月13日 (木)

H30 専科コース 第8回「食と健康を考える」

H30 専科コース 第8回「食と健康を考える」

 

実施日:平成30123

会場:都筑中央公園

講師:全国森林インストラクター協会神奈川会 小池一臣氏 久野正樹氏

テーマ:食と健康を考える~見直そう 日本の伝統的食文化~

参加者:18 サポート2

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神奈川県横浜市都筑区にある横浜市立の都市公園である都筑中央公園にて「食と健康についての講義と自然観察会」を行いました。

都筑中央公園のある港北ニュータウンは「緑の環境を最大限に保存するまちづくり」を目指し、山や斜面・谷など、もとあった土地の特性を活かし、地形の特性にあった多様な自然環境を残した地域です。

講師の小池先生は、55歳という年齢でアトピーを発症し、9年間の通院治療を余儀なくされました。その後、行き着いたのが「適度な運動・規則的な生活・生活管理」だったのです。

今回は「食生活」を中心に、日本の食の現状や日本人の体質にあった具体的な献立などを詳しく教えて頂きました。

現在の日本は、農薬と添加物に溢れており、食品ロスは1/3で世界トップクラス、農薬は世界3位という驚愕の事実を知りました。

さらに驚くことに、アジア圏や欧米、北欧などの中で農薬散布量は中国が一位、次いで二位が日本表中の9カ国では最も農薬が少なかったのはアメリカ。

戦後の日本の食生活は欧米化し、穀物からパン食へ、野菜や魚から加工食品へと変わっていきました。

また、カルシウムが多く含まれていると認知されている牛乳は現在の学校給食文化にも根強く残っていますね。

「大人になっても、乳を飲んでいるのは人間だけ!という先生の言葉が衝撃的だった」という講義に参加された方の感想に他の受講者の方も深く頷く姿がありました。

日本には、カルシウムや乳酸菌を含む食品は牛乳以外もたくさんあり、桜えび、しらす干し、油揚げ、大根の葉などのカルシウム量の豊富さを数値で確認することができました。

また食は欧米化が進んでいますが、根本的な体質が変わることはなく「日本人はわかめなどの海藻を分解する酵素を持っている人種であること、日本人の腸内フローラには良質な食物繊維を含む穀物が有効」ということも初めて知りました。

今回の講義では“大量生産・コスト削減、多様な加工食品が溢れる便利な生活と農薬や添加物の増加は表裏一体であること”を深く考えさせられる時間となりました。

便利な生活を切り離すということなかなか難しいことだと思いますが、このような生活のメリット・デメリットを正しく認識し、できる範囲で自分の生活を楽しみながら管理することが大切だということを学びました。

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昼食後、港北ニュータウンの歴史に触れた後、いざ中央公園にて自然散策です。

公園内は、緑の環境を積極的に保存するため、樹林地一部に人が入れないようにしたり、意図的に草刈りをし過ぎない区画を作ったりなどの工夫で生物(様々な植物、動物、昆虫、鳥)優先の空間が設けられています。

12月の公園内は秋の紅葉も落ち着き、初冬の静けさが感じられます。植物たちは冬支度をしており、空からは色とりどりの葉が舞い落ちてきます。

さまざまな葉の中に、とりわけ目を引く“くるくる回りながら落ちてくる葉”…それは、ケヤキの葉でした。よく見ると、その葉には小さな実(種)が付いています。

ケヤキは植物が食べたいと思うような果肉などはない代わりに、風に運ばれ遠くへ飛ぶ羽の役割(翼果)を身につけたのですね。

写真には載っていませんが、イヌシデの葉と種は天使の羽のようで可愛らしかったです。

植物の種散布方法は、多種多様で知れば知るほど奥深いものだと感じました。

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ふと寒々しい木々に目をやると…かわいい蓑虫が(ピントがボケてしまったのが残念!)

「最近、蓑虫って見てなかった気がするなぁ」「確かにそうだねぇ」と心和む会話をし、本日の講義を終えました。

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(事務局)

2018年12月 3日 (月)

H30 専科コース 第7回「震生湖誕生の歴史と周辺地域の自然を探る」

実施日:平成30年11月29日
会場:震生湖周辺
講師:全国森林インストラクター協会神奈川会 大橋康雄氏 菅原啓之氏
テーマ:震生湖誕生の歴史、秦野盆地とその周辺の地形や湧水について学ぶ
参加者:22名 サポート2名

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震生湖と秦野盆地について、地形面の解説を中心に聞きながらの観察会です。
大橋先生・菅原先生の2班で観察開始です。
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今回は国土地理院2万5千分1地形図「秦野」を教材に用意して、地図を読みながらの活動です。

◆2種類の川

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まずは「水無川」

川筋はほぼ直線で、河床は砂利が多いのが特徴。

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川筋が直線なのは、高低差が大きいため

「水無川」の源流は丹沢山地。丹沢は昔々島でした。500万年前に本州と衝突し、100万年前には伊豆半島が丹沢に南から衝突、丹沢は激しく隆起し丹沢山地となりました。

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丹沢山地を川が侵食して、砂利を体積して出来た扇状地が秦野盆地です。ですから河床には砂利が多く、水は地下に浸透します。なので「水無川」の水量は少ないのでしょう。地下に浸透した伏流水は湧水として出てきます。

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そして「室川」 こちらの川筋はくねくねと曲がり、河床には岩盤が覗いています。

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川筋がくねくねと曲がるのは、高低差は少ない平坦な所を流れるためです。こちらは、扇状地の扇端部分なので、砂利の堆積はなく岩盤が現れます。湧水を集めて流れる川なのです。

◆秦野盆地の湧水群:扇状地に浸透した伏流水が、色々な場所から湧き出し湧水群をとなります。秦野盆地の伏流水の量は、芦ノ湖の1.5倍と言われています。

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弘法の清水

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寿徳寺湧水地

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小藤川遊水地

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まいまいの泉(公民館)

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今泉名水桜公園:湧水が溜まった池です。なかなかの水量があります。

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白笹稲荷神社:関東三大稲荷神社 

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左:昔の井戸  右:一般家庭で自噴している湧水

◆渋沢断層

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渋沢断層は大磯丘陵と秦野盆地を境する断層で、この断層が活動したために秦野盆地が生まれました。渋沢断層の大磯丘陵側からの秦野盆地の眺望はなかなかです。断層活動前は「水無川」は、中井町を通って南へ流れていました。

◆震生湖の誕生

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震生湖は1923年9月1日に発生した関東大震災により、大磯丘陵が地滑りを起こし、土砂が市木沢を閉鎖し、堰止湖を作りました。それが震生湖です。地滑りの原因は、6万年ほど前の箱根山の大噴火で降り積もった大量の軽石層に雨が浸透し滑りやすくなっていたためと考えられています。東京軽石層は、横浜や東京でも20~30cmほど堆積しているので、今後の大地震では、地滑りの可能性あるため、皆さんの住んでいるところでも注意が必要です。

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最後に、湧き水で作っている豆腐屋「三河屋」に寄って、美味しいお豆腐をお土産にしました。

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紅葉の1日、地学の解説を聞きながら眺めた、震生湖・秦野盆地は興味深く、今までとは違った感覚で眺めることができました。 (檀野)

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