b.公開講座

2018年2月 4日 (日)

H29公開講座 「横浜元町自然散策会」

1月26日に実施しました公開講座「横浜元町自然散策会」の報告です。

寒波が続き、記録的な寒さの中での実施となりました。

やまぼうし自然学校との共催で行い、総参加者数は23名でした。

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まずはイタリア山庭園へ。大正時代に建てられたブラフ18番館と、外交官の家があります。

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真っ青な空が美しく、遠くまで見渡せます。雪化粧した富士山も見えました。

P1251090 こちらが外交官の家です。その前の庭も不思議な模様になっており、雪が残っていました。

P1251091 「イタリアンサイプレス」という木です。

この樹形がなかなか珍しいと思ったのですが、本来は、しなだれるようで、
剪定して形を保っているようです。
ゴッホの「糸杉」という絵でよく知られています。

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山手公園では、テニス発祥記念館を少し見学しました。
テニスのラケットに木枠のついているものが展示され、「懐かしい~!」との声もあがっていました。木枠のついたラケット、きっとプレーするのも重かったですよね~。

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道端にあった「ダイオウショウ」は、葉っぱが3本ある点が他の松とは異なります。
松ぼっくりも長さ20㎝くらいになるとか。工作等にも人気だそうで、みんな狙っているのか、なかなか本物を手にする機会はありません。

P1251097 ベーリックホール横には、洋館の跡地があります。
関東大震災で壊れてしまったそうですが、大きな建物であったことが、敷地に残るあとからも分かります。
ちなみに、この奥には、屋外プールがあり、いまも使われているそうです。
ただ、このプールは湧き水を利用していて、かつ谷戸に位置しているので、水がとても冷たいそうです。参加されている方の中には、小さいころにこのプールに通われていた方もいらっしゃいました。

P1251098 P1251099 ブラフ99ガーデンには、ブラフ積みのサンプルが置いてあります。ブラフ積擁壁は、同じ大きさの岩(房州石)を縦横に積んでいったもので、地震にも強いとされています。このブラフ積みがいたるところにあります。

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午前の最後は、アメリカ山公園です。

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ランチは、Papa Davideにてパスタランチ。
前菜と食後のコーヒー/紅茶までしっかりいただいて、
身体も温まりました。

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午後は、ジェラールの水屋敷と外国人墓地、百段階段などを巡りました。
ジェラールの水屋敷というのは、湧き水に目をつけたフランス人ジェラールが、この屋敷の地下貯水槽にためられた水から、小舟で船舶に水を供給していた、とのこと。
この水は、ヨーロッパまで腐らなかったという説もあるそうです。

集合時はあまりにも寒くてどうなる事かと思いましたが、日の当たる道はあたたかく、太陽のありがたみを感じました。
おしゃれで栄えている元町中華街駅周辺ですが、少し裏に入ると、さまざまな歴史に触れられますね。
寒い中のご参加、本当にありがとうございました。(高柳)

2017年10月25日 (水)

H29公開講座 「鎌倉湖自然散策会」報告

10月20日に実施いたしました公開講座「鎌倉湖自然散策会」の報告です。

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雨が続いたここ最近で、当日朝まで雨がどうなるか、と気をもみながらの開催となりました。

Pa191026_2 やまぼうし自然学校との共催イベントで、計18名の方にご参加いただきました。始まるころには、ちょうど曇り空となり、雨はあがりました。

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バスを下車し、鎌倉湖(散在ヶ池森林公園)へ向かいます。
雨上がりで、地面が濡れている箇所もあったので、慎重に進みます。

Pa191032 Pa191037 キチジョウソウの花もきれいに咲いていました。

Pa191034 ヤブミョウガ これは、黒い実の中には、小粒のタネが無数に入っているそうです。

Pa191039 Pa191038 イワタバコやホウライシダがびっしり生えています。
よく見ると、一列になって生えていることに気がつきます。
実はこのように一列になって生えていることにも理由があります。
(ヒントは地層です。)

Pa191041 少し登坂を登って行くと、湖に出ました。これが散在ヶ池・通称鎌倉湖です。
なぜ、「散在」と呼ばれていたのか。
昔は、小さな村が点在しており、水争いが起きていましたが、
その水争いをおさめるためにこの池が作られたそうです。

Pa191046 カラスウリ も緑のものと赤く色づいたものとが見られました。
この、「実」を楽しめるのも、秋の講座ならでは、です。

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Pa191050 タイワンリスがかじった食べ跡です。スダジイはタンニンが少なく、とても食べやすいのです。これだけかじられてしまったら、スダジイは生き残るのが大変だなぁと思いました。

Pa191051 ホトトギス があちこちで見られました。

Pa191052 ノシラン 

Pa191058 ホウライシダ は触ってみると、驚くほどの柔らかさ!! 見た目ではこの柔らかさはわかりませんね。五感を使った観察も楽しみました。

Pa191055 公園を出たところの緑道で、ひと休憩です。

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そして、お待ちかね、ランチ会場に到着です。北鎌倉駅から徒歩2分の所にある、
茶房花鈴にて、季節の2段弁当をいただきました。

午後は、当初予定していたコースを変更し、天園ハイキングコース・建長寺には行かずに、円覚寺に行きました。国宝が3つもある円覚寺。見どころはたくさんあります。

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2つのグループに分かれて、境内を植物や建造物を見ながら散策しました。

1つのグループは、100段以上もある階段を上って、鐘楼を見に行きました。
関東で一番大きい鐘楼(洪鐘)で国宝に指定されています。
階段はなかなか大変でしたが、上った甲斐がありました。
展望ももやと緑がとても美しく、よかったです。

もう一つのグループは、一番奥の池の、さらに奥までご案内しました。
「こんなに奥まで行ったことない。」と一度来たことがある方にとっても、
新しい視点があったようです。

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森の中は、水が滴り、木々の緑はより一層色鮮やかになっていました。
また、途中で晴れ間を見せた空に、陽ざしのありがたさも感じました。

その場で知り合った皆さん同士も会話が弾み、無事に全行程を終えることが出来ました。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

次回の公開講座は、1月26日を予定しています。
詳細は後日ホームページにてアップいたします。
また、まだご参加されたことがない方も、お気軽にご参加ください。(高柳)

2017年5月31日 (水)

H29公開講座 5月26日 「神武寺と鷹取山ハイキング」

5月26日に実施しました公開講座の報告です。

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あいにくの雨により、参加者が6名に減ってしまいましたが、コー

スを変更して実施しました。

東逗子駅に集合。
簡単なオリエンテーションのあと、早速傘を差しながら出発です。
雨に濡れて、新緑の緑がますます色濃く鮮やかになっていました。

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昭和天皇や牧野富太郎さんが植物調査にも訪れたという神武寺は、植物の宝庫です。
ミツバやシダが覚えきれないほどあります。リョウメンシダ、イノモトソウなど。

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薬師堂の手前、墓地の中に弥勒やぐらがあります。入定されている人の名前がはっきりわかるやぐらは珍しく、普段は非公開になっていますが、今回は特別に見せていただきました。
近くにいくとその大きさもなかなか見ごたえがあるものでした。



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そして、33年に一度のご開帳中の神武寺へ。
ホルトノキ、ボダイジュ、アカガシの観察。アカガシは幹がほぼ空洞になっているものの、樹皮が傷を埋めるかのように伸びていて、生命の強さを感じます。
お寺のなかでは、仏像の説明などを聞きました。



本来、鷹取山へ行く予定でしたが、悪天候なので、山は取り止め、現地にてお寺のご好意で貸して頂いた場所にて昼食を取りました。

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その後、車道にて東逗子駅へ戻るコースに変更しました。
帰りの道々、クサイチゴ、ヘビイチゴを食べ比べもしました。





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そして、五霊神社のイチョウを見に行きました。樹齢1000年と推定されるイチョウは圧巻です。
これはすごいね、と、感嘆の声もたくさん聞こえてきました。
他にも、この神社内には、古木銘木が多数。
そして、地元では寺町通りと呼ばれる道をあるいて光照寺と海宝院へ。


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海宝院では、ナギ、タラヨウなど、普段はあまり目にしない木を見て盛り上がりました。
幸い、午後から天気が一時的に回復して、曇り空の中の散策となり、雨だけど来てよかったと言っていただきました。(高柳)

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2017年5月 1日 (月)

公開講座4月28日「春爛漫の三園・花めぐり」報告

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大変遅くなりましたが、4月28日に実施しました公開講座「春爛漫の三園・花めぐり」の報告です。
明日から待望の、ゴールデンウイーク。そんな、4月28日の金曜日、神奈川シニア自然大学校公開講座を実施しました。
JR中山駅集合、駅前に17人集合した後、四季の森公園まで歩いてゆくことにしました。公園の入り口で自己紹介、入門生2期生から昨年終了したばかりの6期生まで、植物好きが集まりました。

お互いに自己紹介、今日は17人が集まり、講師は森林インストラクターであり、入門コース(当時は自然派ビギナー講座)1期生の久野さん。久野さん曰く「昨日カラオケに行って声を鍛えてきた、そうは言っても、声が後ろまで届かない可能性がある。どうぞ一団となって回りましょう。」と挨拶して出発の段となりました。

気がつけば春爛漫、かたくり、ホウチャクソウ、キンラン、ギンラン、チゴユリ、ウラシマソウに、ウノハナスミレサイシン。
四季の森公園を出て、里山ガーデンの大花壇を鑑賞。
晴れ渡った天井に目をやれば、第三の観賞場所、ズーラシア動物園に場所を移す。小学生の歓声が聞こえる場所でランチタイム。動物よりも今回は主に植物に興味を集中、ゴリラや、人気者のオカピよりもズーラシア花めぐりMAPを片手に、動物園内をゆっくり訪問鑑賞、皆と集まっての植物観察はまさに春爛漫、有意義な一日になりました。
ご参加の皆様、ありがとうございました。(事務局・林田)
今後のイベント情報は、神奈川シニア自然大学校ホームページにてアップしていきます。ぜひご覧ください。
  URL: http://k-sns.org

2017年3月13日 (月)

公開講座3月9日 日本の原風景を訪ねる~小野路~報告

3月9日に行われた公開講座「日本の原風景を訪ねる~小野路~」の報告です。

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鶴川駅に集合したあと、簡単なオリエンテーション。そして、出発です。
肌寒くはありましたが、気持ち良い青空の下、散策することができました。
バスからは富士山もくっきり見えていましたよ。(頭しか見えないのですが。)

P3080770 まずはバスに乗って、「小野神社前」を目指します。

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小野路宿里山交流館から出発です。
まだ梅の花も咲いていました。
一本の木の中に、枝によって赤と白の花が咲いており、きれいでした。

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もう春の到来。
オオイヌノフグリやホトケノザ、ヒメオドリコソウなどが群生していました。
混在ではなく、ある程度まとまって同じ種が咲いているのは、何か植物の作戦でしょうか。

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休憩も挟みながら、よく整備された雑木林の中を進みます。
樹皮を見て、「クヌギ」か「コナラ」か、学んだことを復習する入門コース生の姿も。

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途中、立ち止まって遠くを見ると、こんな景色です。奥は多摩ニュータウン。

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出発から約1時間半。奈良ばい谷戸につきました。
象徴ともなる、「ワラボッチ」。小さい方は、「スズメボッチ」というらしいです。
この奈良ばい谷戸の由来も、いろいろあるそうですが、
大名が来た時に、「ならべー」という号令をかけたことから「奈良ばい」になったという
説もあるそうです。
ついゆっくり休憩したくなる、本当に気持ち良い谷戸です。
ししおどしの音も響いていて、五感が研ぎ澄まされ、懐かしさがこみ上げます。

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小野路宿の通りです。周辺の住宅の柵などにも配慮されていて、当時の雰囲気が味わえます。歩道がないので、車には要注意ですが。

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お昼ご飯を食べて、午後は万松寺谷戸へ。
まずは、万松寺。ここには、町田市の名木100選にも指定されているカヤがあります。
戦時中の焼夷弾を受けても、残ったものだとか。

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谷戸を歩きます。人工のもので整備されていく地域が多い中で、
これだけ広大な土地がほぼ自然の状態で残っている地域も本当に珍しいと思います。
(谷戸はよく手入れされています)

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最後には、ダイサギにも会えました。

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懐かしさがこみ上げる日本の原風景。
田んぼ、畑、雑木林。人間の生活との調和が保たれている空間でした。

お天気にも恵まれ、心地よい疲労感とともに、無事に終了しました。

次回の公開講座は、4月28日を予定しています。
ぜひまたご参加ください。(高柳)

2017年2月10日 (金)

公開講座 2月9日「港北ニュータウン今昔物語散策会」報告

2月9日に公開講座「港北ニュータウン今昔物語散策会」を実施しました。

講師は神奈川シニア自然大学校の1期生であり、全国森林インストラクター神奈川会でもご活躍されている久野正樹氏をお招きしました。

まずは、センター北駅に集合。

1974年に開発着工された港北ニュータウン。ビルの上には観覧車があります。

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簡単な自己紹介と今日の行程を確認してからスタート。

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横浜市北部4区で21社、旧都筑郡、橘郡、久良岐郡の3郡で72社あったという杉山神社。

横には立派なダイオウショウ。名前の通り、大きな大王松で日本では10m程度に成長しませんが、原産地の北米では40mもの巨樹になります。

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途中、ハクモクレンも芽吹いていました。今日は雪予報ですが、春はすぐそこまできているのでしょうか。

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早渕川手前の半島のような丘の上に中川八幡山公園はあります。ニュータウン地区や、遠くは丹沢の山並みが見渡せるビューポイントです。

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実なのではと思うくらいたくさんの虫こぶができた木を発見。虫こぶとは、さまざまな虫が植物に寄生してできるこぶのことをいいます。

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散策途中、野生のニワトリにも遭遇。なかなか見ない光景にみなさん興味津々。

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昼食は食育キッチン麦の風で。食育の三本柱として、安心・安全な食材を選ぶ・基礎的な人格を養う食のマナー・食べ物への感謝と世界的な視野で考えるエコロジーを大切にしているそうです。和気あいあいとした雰囲気の中、美味しく頂きました。

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午後の雨からのスタート。

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まずは都筑中央公園を通って、正覚寺から。四季折々の花が咲き、地元では、「花の寺」とも言われているそうです。

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中世城郭史の傑作ともいわれている茅ヶ崎城址を歴史公園として整備した茅ヶ崎城址公園。

土塁、空堀、郭、櫓、台の跡がはっきりと確認できる貴重な場所です。

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スイセンも綺麗に咲いていました。葉がニラに似ており、間違えて食べて中毒症状を起こす事件も時々あり。学名のナルキッソスは、ナルシストの語源でもあります。

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太古の遺跡があるのは、大塚・歳勝土遺跡公園。1972年の調査で発掘され、1986年に国指定史跡になりました。名前の由来はカブトムシを「さいかち虫」と呼ぶことからきているようです。

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江戸時代初期から居住していた旧家である都筑民家園。茅葺屋根は葺き替えたばかりです。1997年の市指定文化財に指定されました。

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民家園でいったん休憩して暖を取り、外に出ようとすると…雪が降り始めていました。

そんな中ですが、河津桜や梅の花も満開になっていました。「梅に鶯」とは、取り合わせが良いことを言いますが、実際に梅の花に蜜を吸いにくるのは「メジロ」だそうです。

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今回は、港北ニュータウンの今昔だけでなく、満開の梅・桜やたくさんの野鳥にも出会うことができました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

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2017年2月 7日 (火)

公開講座1月28日 「根岸の丘に横浜の歴史遺産を訪ねる」報告

1月28日に公開講座「根岸の丘に横浜の歴史遺産を訪ねる」を実施しました。

少し風が冷たかったのですが、雲一つない、いいお天気です。

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山手駅に集合。簡単なブリーフィングの後、さっそく出発しました。
まずは、外人墓地です。
人けはありませんが、きれいに管理されています。

P1280710 梅も咲いていました。ちょうど咲き始めたばかりのようで、みずみずしい感じがしています。

P1280711 名木古木の横を通りながら進みます。

横浜市の指定の名木古木はたくさんあり、マンションの間にも残されています。
建設の時に残したのでしょう。

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根岸森林公園に到着しました。奥に見えているのが、一等馬見所です。
本当に雲一つない、お散歩日よりでした。

P1280719 奥には富士山も。前日が少し暖かったためか、もやっていましたが、それでも、裾野まで少し見えました。もっと空気が冷え込んでいると、もっと裾野まで見えるそうです。
富士山を見ると、「おお~!」と嬉しい気持ちになるのは、なぜなのでしょうか。

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一等馬見所は、現在は入れません(耐震の問題です。)が、少し中を覗いてみたい気もします。

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まるで「この木なんの木」の歌に出てくるような、大きなスダジイ。
ですが、、、実は片面だけです。
裏に回ると、、、他の木との日照の関係で、片側(しかも北側)にしか枝葉を伸ばしていないことがわかりました。植物も生きるのに必死です。

P1280727 ラクウショウが気根を出しています。
これも植物の知恵を感じさせられます。

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ランチは、ユーミンの「海の見える午後」に出てくる、カフェレストラン「ドルフィン」にて。
当時と景色はだいぶ変わったとは思いますが、海もよく見えていました。 

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午後は、八幡神社、そして、根岸なつかし公園の旧柳下邸へ。
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ガラスは当時のもののままだそうで、割ると取り返しがつかないですね。
みなさん、荷物を降ろして、身一つで中を見学しました。

P1280740 こちらも梅がきれいに咲いていました。

P1280744 八幡神社では、名木古木の数々。歴史を感じさせる大きな佇まいでした。昔は海だったのか、地面は砂でした。

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このあとは、横浜市電保存館まで歩いて、解散となりました。

何度かこのコースでの講座を実施していますが、季節によって、楽しめるものが異なります。
今回は、梅や鳥たちにも出会えましたし、木々が葉っぱを落とす冬ならではの景色も見られました。きっと、また春や秋に来ると、それぞれの景色を楽しませてくれるだろうと思います。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

次回の公開講座は、2月9日の港北ニュータウンです。
いまと昔を感じる、木漏れ日回廊を歩きます。(高柳)

2016年10月22日 (土)

第3回公開講座 西鎌倉自然散策会 報告

2016年10月21日(金)

やまぼうし自然学校との共催で西鎌倉自然散策会を行いました。

午前は、鎌倉市南西部に残された面積約60㏊の「鎌倉広町緑地」で自然観察を行いました。ランチは腰越で「しらす三昧」を食べ、午後は龍口寺を訪ねました。

神奈川シニア自然大学校グループのガイドは、森林インストラクターの久野正樹氏(全国森林インストラクター神奈川会、神奈川シニア自然大学校1期生)に担当していただきました。
やまぼうし自然学校グループのガイドは、森林インストラクターの飯河正氏(やまぼうし自然学校、全国森林インストラクター神奈川会、神奈川シニア自然大学校前校長)が担当されました。

湘南モノレール西鎌倉駅に集合です。やまぼうし自然学校と合同で受付です。

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御所谷入口の入口広場でミーティング、準備体操です。

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自然観察に出発です。最初は、御所谷で観察です。

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入口広場に戻り、次は、竹ヶ谷で観察です。始めにウルシの木を観察しました。

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湿地に設置された木道から、ツリフネソウの群落を観察しています。

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尾根に上がり、小休止です。

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自然観察の最後は、外周路です。外周路は尾根道で、谷戸とは異なる植生を観察することが出来ました。
タブ、マテバシイ、スダジイ、カクレミノなどが多く観察できました。また。風衝斜面と風背斜面で植生が異なることなども観察しました。

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外周路の最後は桐大木の観察です。

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広町緑地での自然観察を終え、鎌倉高校前駅から江ノ電に乗り、腰越に向かいます。みなさんお待ちかねの「しらす三昧」のランチです。

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午後は、龍口寺の見学です。五重塔が有名です。

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龍口寺の見学を終え、最後に神奈川シニア自然大学校、やまぼうし自然学校それぞれの事務局からの挨拶とインフォメーションで散策会を終了しました。

みなさん、ご参加ありがとうございました。

最後に、広町緑地の御所谷で遊びに来ていた子ども達が捕ったアメリカザリガニと、広町緑地の景観を紹介します。

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以上です。
(Y.O)

2016年6月17日 (金)

H28公開講座「神奈川の文化源流を辿る~多摩川・御岳山編」

6月16日(木)、公開講座「神奈川の文化源流を辿る~多摩川・御岳山編」を実施しました。

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集合後、まずはバスに乗り、滝本(ケーブル下)駅へ。
そして、またまた慌ただしくケーブルカーに乗り、御岳山へ向かいました。

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参加者は11名。まずは自己紹介です。
今回の講師は、ローカライズプロダクション代表で、
低山トラベラーとして全国各地を歩きながら、土地にまつわる物語や歴史を
たどりながら歩く「文脈登山」を提唱している、大内征さんです。

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雨予報が出ており、集合前にはパラパラと降ってきていましたが、

山に着くと雨は上がり、山と雲が作り出す、とても幻想的な景色が広がっていました。

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今日の行程の説明、装備(靴やリュックサックの背負い方)の確認、準備体操をして出発。
御岳山には、御師と呼ばれる人が営む宿坊が20~30程あるとのことです。
宿坊というと質素なイメージがありますが、神社の宿坊は、遠くから来る方をもてなすために、とても立派だそうです。

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途中には、ビジターセンターもあります。クマやスズメバチの情報を得るには、ビジターセンターや土木課に問い合わせるのが最新、かつ正確です。

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ユキノシタが満開でした!麓よりもだいぶ遅い開花となっていますね。

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御師の住宅も少し拝見。(入ることはできません。)

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ムササビの巣箱です。下見の時は、ちょうど顔をみることができましたが、
今回は動く気配はするものの、顔は出してくれませんでした。

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樹齢1000年と言われている神代ケヤキ。国の天然記念物です。
大分傷んでいて、補修されている姿が痛々しくも、とても立派な佇まいでした。

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天空の商店街へ。雨、そして平日ということもあり、ひっそりとしていましたが。
この曲がり角に、日の出山へ向かう登山道があります。

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いよいよ、鳥居をくぐって武蔵御嶽神社へ向かいます。

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と、その前に。講のお話。
昔は、五穀豊穣のために相互互助の機能があり、それを講という仕組みで代表の人がお参りに来るという風習がありました。
神奈川は大山講が多いとのことですが、この御岳神社にも、たくさんの神奈川の地名の碑がたっていました。信仰や文明が川に沿って(伝って)くる、ということが少し理解できました。

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さて、ここからは階段が続きます。が、階段にも見張りがいる、とのこと。
どこにいるか、わかりますか??





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正解は、上の写真では、下から2段目の左の方です。
ちょっと怖い顔をして、こちらを睨んでいるようでした。

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拝殿の門を守る狛オオカミ。とても凛々しいですね。 

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聖域となる、本殿が祀られているエリアへ。
御岳山は、犬を連れての参拝が可能な神社ですが、聖域には犬も入れません。
多くの神社は、必ず拝殿の後ろに本殿があるので、本殿も訪れるようにするとまた新しい発見があるかもしれない、とのこと、でした。

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本殿を守る狛犬。ここでは、狼信仰なので、狛オオカミとのこと。とてもリアルな姿でした。カッコイイな、と個人的には思いました。

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これは。。。イノシシ?ブタ?しまいには、イノブタなのではないか、という説も(笑)。

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そして、奥の狛オオカミもまた、立派な佇まい。

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奥の院(御岳山から約40分)には、ヤマトタケルノミコトが祀られているとのこと。
奥の院に行けない人のために、遥拝所があります。
一行が到着したときは、雲が掛かっていて、まったく見えませんでしたが、
ちょうど雲が晴れて、三角形の見事な山容が姿を現し、
遥拝所から奥の院が見えました。
また数分すると、雲がかかって見えなくなってしまいましたので、
奇跡的な時間!何か、不思議なパワーを感じました。
みなさんのために、姿を現してくれたに違いない、と思える時間でした。

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途中雨もパラパラと降ってきましたが、長尾平へ向かい、昼食です。

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昼食後には、大内さんによる、御朱印トーク。
御朱印集めが流行りつつあるようですが、御朱印をしっくり見てみると、
御岳神社には、「月の御岳」の朱印が。
この「月の御岳」、実は他にも、「花の御岳」「雪の御岳」がある、とのこと。
その他、御朱印帳に関するトークが続きました。

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ちょうど、雨も上がり、後ろに奥の院(三角の山の頂です)も見えているので、記念撮影をしました!

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そして、ゆっくり歩きながら、またケーブルカーに乗って下山しました。
バスで御嶽駅まで帰ってくると、狼の護符が貼ってありました。
よく見ていると、川崎や畑などにもあるそうです。
これは、今後見つけたら、感動ものですね!
一気に御岳山が身近なものとなりそうです。

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そして、河原へ降りて、一駅分、ハイキングです。(といっても、道は舗装されています。)

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美しい清流の横を通ります。暑くもなく、寒くもなく、若干湿度は高めでしたが、
さほど不快でもなく。本当に、よいお天気でした。
この清流も、多摩川なんですね。

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紫陽花もきれいに咲いていました。

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小澤酒造 澤乃井園ガーデンに到着。
まとめをして、解散となりました。

このあとは、各々、日本酒の試飲、地ビール、お土産などなど、
それぞれの時間を楽しまれて、帰途につきました。

今回は、主に「歴史」というテーマでの講座になりました。

山頂を目指すことを目的としてしまうことの多い登山ですが、大内さんがおっしゃるには、

「その山がどうだったか?と聞かれるとうまく応えられないことが多い、
でも、今回のような歴史的な背景なども知ると、何度行っても面白い山になる」、とのことでした。
ぜひ、今度は、神奈川県内での企画をしたいと思います。
あとは、宿坊やオグナノミネ(奥の院)も気になります。。。
早くも次の企画がムクムクと湧いてきている事務局でした。
ご参加の皆様、お疲れ様でした!(高柳)

2016年4月13日 (水)

H28公開講座 「食べられる野草の探し方・食べ方」

4月5日に実施した、神奈川シニア自然学校公開講座『食べられる野草の探し方・食べ方』の報告です。(会員限定での公開講座でした。)

今回は、参加者14名、講師1名、スタッフ4名、合計19名です。
講師には、中西由美子先生(NPO法人 樹木・環境ネットワーク協会/グリーンセイバー)をお呼びしました。
■オリエンテーション
入門コース修了生の方だけではなく、今期の入門コース(6期生)の方も参加されていましたので、簡単な自己紹介をして和やかなスタートとなりました。
■野草採取
さっそく、黒川青少年野外活動センターを出発して、周辺の食べられる野草探しに行きました。
野草について知識のある方もない方も、中西先生の説明を受けながら、目をキラキラと輝かせて「これも食べられるの?こんなところに?」なんて会話を交わしながら、採取に没頭している姿が印象的でした。
やはり、大きく育ったものよりも、育ち盛りの野草の方が柔らかく美味しいとのことです。
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■野草選別・調理開始
センターに帰ってきたら、まずは選別です。
毒草が混ざり込んでいないかをチェックして頂き、ブルーシートの上に広げると、15種類ほどの野草に選別できました。
綺麗に水洗いして、種類ごとの調理法を分けていきます。
種類によってレシピも変え、胡麻・酢味噌・マヨネーズ・オーロラ和え、卵とじ、肉炒め、天ぷら、味噌汁を作ることになりました。
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■いただきます
生・炒・茹・揚・汁の豪華なバイキング形式での食事会となりました。「自分で採って自分で調理した野草」の味はいかがだったでしょうか。みなさん、おかわりもたくさんして、楽しいお昼ご飯となりました。
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■ミニ講義
山菜・野菜の歴史、山菜の楽しみ方、採取の注意点やマナー、おすすめの調理方法、毒草についてなどを教えて頂きました。
「野草に栄養はあるのですか?」という質問には「栄養面での文献は今のところ出ていませんが、薬草としての効能はあるものもある(らしい)」とのご返答でした。
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普段、何気なく歩いている道にもたくさんの野草が育っていると思うと、歩く楽しみが一つ増えますね。是非、みなさんも新しい目線で散歩や散策を楽しんでいただけたらと思います。
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(藁谷)

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