a.自然派ビギナー講座/入門コース

2018年6月17日 (日)

H30 入門コース 第5回 「五感で学ぶ手法の体験」

実施日: 平成30612 ()

 : 川崎市青少年の家 (川崎市宮前区宮崎105-1)

 : 藁谷久雄 (わらがい ひさお) 先生 (NPO法人 国際自然大学校 副理事長)

テーマ : 「五感で学ぶ手法を体験 ~ シェアリング・ネイチャー」

 親しみやすいパッケージ・プログラムとして、ネイチャー・ゲームを体験する

自然体験活動の意義についての理解を高める

参加者: 受講12(8: 12), スタッフ3名 

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今回は、解説を聞いて自然を理解するのではなく、五感を使って自然を感じてみました。「シェアリング・ネイチャー(ネイチャーゲーム)は大人から子供まで楽しみながら自然を実感できるプログラムですから, 本日は大いに楽しみましよう」 という、藁谷先生のアドバイスから始まりました。

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色いくつ 中庭で, 自分の周囲に, 自然の色として, どんな色があるか数え, 皆さんで発表しあう。草花のみならず, 木々の葉 幹 花 果実, 苔の色, 土の色, 空の色, 雲 などなど, 10色以上も発見できた。もっとあったのかな?

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音いくつ  全員が目をつぶり, どんな音が聞こえるかを数える。自然な音・人工的な音も聞えてくる。じっと聴いていると, 自動車音に負けず, いろいろな鳥の鳴き声や 風の音 がはっきりと聞こえる。皆で発表しあっている時に, ヤマバトの長閑な啼声が聞え, また, ウグイスが強く大きく主張するような鳴き声を発していました。

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カモフラージュ 森に隠された人工物を探す。たくさん置かれた人工物を, いくつ見つけられるかチャレンジ。"人工"はそこに置かれているだけで、何かで蔽ったりして隠されているわけではありません。2回づつ挑戦。1回目は全く見つけられなくても2回目にはいくつか見つける事ができる。しかし, 全て見つけ出した人は, 今まで誰もいないとの事でした。野生動物や昆虫は保護色や擬態を駆使して発見されないようにしているのです。探す側に先入観などあったりすると全く見分けられません。

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森の色あわせ 3人一組になって, 18種類の色マップのそれぞれに合致する自然物を探す。重要な事は, 3人全員の合意で合致していると判断しなければならない事。各人個人の判断を皆で分かち合う事が重要なのです。同じ色は、ありそうでピッタリは難しかった。

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目隠し イモムシ 全員が目隠しをして前の人とつながり, イモムシのように進む。時々下側にある物体に片手で触れて何なのかを推測したり, 歩く時の足裏感覚で歩いている所を推測したり、目を隠すと他の感覚が働き出します。手のひらで太陽の位置を感じたりもできます。

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ネイチャー・トレイル 目隠しをして, 木々に張られたロープを片手で伝ってゴールまで歩きます。もう片方の手で前方安全確認を行います。ロープには段差があったり, 張られている角度が急変したり, テンションが大きく変わったりして, 大きな不安や恐怖を覚えながら進みます。触覚で自然を感じました。

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探検ルーペ 直径約1センチの丸穴が開いている厚紙を使うゲームです。この丸穴から覗く事で視界を制限するため, 狭い領域に注意を集中する事ができます。視界制限という新しい体験, 新しい発見がありました。

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フォールド・ポエム (Fold Poem) 3人一組になって, 素敵な場所を見つけます。その場で感じた事をリレー形式で合作詩を作ります。感じた事のアウトプットに挑戦です。完成後はタイトルをつけて皆さんに御披露。恋愛物仕立て, わが青春追憶編 や 現状嘆息編など 意図もしなかったシナリオとなっていたり 意表を突いた情景が詠まれていたり 予想以上の出来栄えの見事さに, , ビックリです。

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サイレント・ウオーク (Silent Walk) 二人ペアを組んで約10メートルを, いいもの探しながら歩きます。発見したら相手に知らせます。でも、しゃべってはいけません。上手く伝えられるでしょうか?実施後の感想では相手に結構伝わったと思うと考えておられる方が多かったです。ほんとうかなぁ?


本日のまとめ

 

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 ネイチャー・ゲームでは, 自然と自分が一体であることを気付くことに主眼を置いています。博物学的な立場とは趣が異なっています。楽しみながら自然を実感できるので, 大人から子供まで参加できるのです。

 また, ネイチャー・ゲームでは, お互いに, ともに分かち合うという"分かち合い"が大変重要となっています。シェアリング・ネイチャーと称される由縁です。そして, "まとめ"自体が"分かち合い"の実例の一つです。

 ネイチャー・ゲームには, 熱意・感覚・体験・感動をもたらす各種の要素ゲームがあります。そして, ゲームの流れが起承転結となるように, "フロー・ラーニング"を効果的に使う事が重要です。本日はシニアなので,  感覚・体験・感動をもたらすゲーム を組み合わせたとの事。我々シニアは子供たちを育てる立場にあります。起承転結のシナリオが異なるのは当然の事ですね。

 現在の子供達からは随分と多くの体験が失われています。今我々大人がすべきことは, 奪われた体験の機会を, 意識的に, 少しずつでも増やし, 取り戻すことでしょう。

 (写真・文責 紺谷(7期終了))

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2018年6月 2日 (土)

h30 入門コース 第4回 「地球の調べ方入門」城ケ島で地層観察

実施日: 平成30522()

会場: 城ケ島(神奈川県三浦市三崎町城ケ島)

講師: 内野哲様(日本地学学会会員/元神奈川地学会会長)

テーマ: 地層観察入門(地球の調べ方入門)

参加者: 受講12(8: 11, 7: 1), スタッフ4

地学やら地層というと非日常の典型に思われています。でもニユースでは、 長野で頻発している地震・チバニアン・キラウエア溶岩が紙面を賑わせています。 また、2011年の東北地方太平洋沖地震や1995年の阪神・淡路大震災は生涯忘れることはできません。今回は、城ケ島で地層を直接的に観て,解説して頂く事により、地学を少しは身近に感じるようになり、少しでも多く地球の事を知りたいと希望しています。

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午前中は、城ケ島停留所から少し歩き、浸食がくっきりとした広場で, 前知識としての基本事項の御説明を頂きました。かなりの量があり、叩き込まれた感じです。岩石には、火成岩と堆積岩があります。火成岩はマグマが固まったもので、色は白か黒。地球の中の石は黒く、溶けるとマグマになります。「できたてマグマ」は、高温で粘りが低くサラサラしていて黒い。しばらくすると、分離して「上澄みマグマ」が誕生します。「上澄みマグマ」は低温で粘りが高くネバネバしていて白いという特徴があります。「できたてマグマ」は、溶岩がじわーっと流れ出し続ける火山になり、「上澄みマグマ」は爆発的に噴火する火山になります。

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また, 地表を構成する堆積岩は、砂・泥・岩の表面の粒など、の大きさと色、あるいは, それらの並び順から堆積の様子を知る事が出来ます。ところで、堆積した時は水平方向だった地層ですが、地殻変動で、引っ張られたり、圧縮されたりして傾いたり、ずれたりします。

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地層から地面の動きを読み解こうというわけです。

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楫の三郎山神社(かじのさぶろうやまじんじゃ)付近の露頭では, 傾斜した地層が複数層, “ごそっとずれているのがくっきりと見える個所があります。 地表隆起や“ずれ”があった事がわかります。

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“スランプ”という構造では複数回の湾曲が実にくっきりと見えますがこれは実は海底で堆積中時に起きた時滑りの痕跡だとの事で, “うむむと唸ってしまいます。

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生物の痕跡により、地層の年代を確認できます。ボーリングシェルや生痕化石を観る事が出来ます。どんな生物が棲んでいたのか想像をたくましくします。

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地層の上下を判断するサインも所々に見られます。

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地層がスタジアムのように扇状に変形したダイナミックな景観も!

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露頭に縦斜め方向の亀裂の顕われた断層があり, 西側と東側とでは地層がくっきりと異なるのが解ります。

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更に東に歩き, 馬の背洞門へ。かつて, この不思議な形の洞門を, 満潮時には小舟がくぐる事ができたとの事ですが, 今はくぐれません。関東大震災時に1.5mも隆起したからだとの事です。

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ここから今までの西側を振り返ると, 標高の高い個所は平らになっています。これは海食台で3万年前に隆起したとの事です。

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馬の背洞門の脇の舗装された階段を昇り, 竹が植えてある箱根ローム層の道は, 今までの悪路が嘘のようです。舗装された道路を歩くのに自分など慣れ過ぎてしまっているのが解ります。途中の海鵜展望台で, 島の東部の露頭を観ます。上部のローム層には樹木が生い茂っています。下部の層は不整合で上部と接しています。

 

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内野先生の御講義なさった事で記憶に深いのは, 下記の2点です。

(1) “1,000年なんぞ瞬間だとの事です。地層の一つの縞模様ができるのにはそれこそ何十万年も何百万年も要します。ため, “自分の生きている時期には地層に変化なぞあるわけがないとつい思いがちです。あにはからんや。地震や火山噴火で地形が変わった だの 地すべりで地面がひび割れた だの 海岸線が随分と変化してしまった など 短い期間にも多くの変化があります。

(2) 地表から地球の中心に向かって, 地球半径のわずか0.15%しか調査できない事も重要です。非常に少ない観察結果からであっても全体を知る努力は現在も精力的に進められている事は御存知の通りですね。地球は半径6,400km弱もあります。それに引き替え, 実際に観測可能なのは, 深海調査艇による調査を含めてさえ10kmなのです。

 (文責: 紺谷(7期終了))

 

2018年5月 9日 (水)

H30 入門コース3回目 「植物入門 春の草花観察」

実施日:平成3058日(火)

会場:県立四季の森公園

講師:NPO法人全国森林インストラクター神奈川会 菅原 啓之

テーマ:植物入門講座(1) 春の草花の観察

参加者:8期生12名 聴講生4名 サポートスタッフ3名

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 午前中は、室内で、「春の草花」(なぜ植物は花を咲かせるのか)の座学を行った。

配布資料と、パワーポイントの投影を合わせ、解説いただいた。

内容ポイントは以下である。

 

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何のために花を咲かせるのか=遺伝子を後世に残す

花と人との関わり=人だけが花を愛でる

自然の中には無駄がない(木や森の役割・森林とは)=生態系は植物(生産者)・動物(消費者)・微生物(分解者)が相互関連して成り立っている

春の草花=暑い夏を種子で乗り切るため春に花を咲かせる植物は多い

花はどうやってできたのか=葉が進化した

花の進化=有性生殖

植物は季節の訪れを前もって知っているか=日の長さを感じる

花の構造 受粉・受精=花の造り

   

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植物は、なぜ季節や時刻を決めて花を咲かせるのか

蕾を造る=葉で感じる、蕾が開く仕組み

ちょうちょの歌は、なぜ菜の花でなく菜の葉なのか=卵を産む

花の色割合は=白33%・黄30%・青23%・赤10%

花の形=媒介者によって変わる(風・チョウ・ハチ・アリ・・)

植物の神秘生活=意思はあるのか

バラについて=原種と栽培種

最後に=植物から生きる知恵を学んでほしい

 

午後は、公園内の野外観察に出かけた。

あいにくの曇り空であったが、終了時に雨がぱらつく程度で、充実した観察が行えた。

   

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公園の北門では、カツラ・ケヤキ・アキニレ・ツツジなどを観察。

雌雄異株(雄の木と雌の木)、花の咲き方、花粉の媒介者などを学ぶ。

合わせて、各植物の名称の由来、人間生活との関わり、海外での扱い、歴史文化とのかかわりなど、幅広いお話をいただいた。

以下は、観察のポイントである。

池から木道を通り、ドクダミ・キショウブ・ヤマグワの実・セリバヒエンソウ・ナノハナ。

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ヨシ原の脇道では、ガマズミ・ホウノキの花・ハハコグサ・シロツメクサ・スイレン。

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道の斜面では、ナルコユリ・エゴノキの花・ノアザミ。

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ヨシ原を戻りながら、ヒメグルミ・シナサワグルミ・マユミ・ヤマボウシ・キブシ。

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水車小屋を回って、ショウブ田、サンシュユ、ハナイカダ、フタリシズカ、ヤマザクラ、ゼンマイ。

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池を横断する鯉のぼりを眺めながら、2時間の野外観察を終了した。

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多くの、樹木の花、春の草花を観察し、午前中の座学内容も、現物を観察しながら復習できた。久野

 

 

2018年5月 3日 (木)

h30 入門コース 第2回 「野外活動入門 サバイバルに活かせるアウトドア技術」

実施日:平成30424日(火)

会場:川崎市黒川青少年野外活動センター

講師:黒川青少年野外活動センター 所長 野口  

テーマ:野外活動入門 サバイバルに活かせるアウトドア技術

参加者:8期生13名 サポートスタッフ3名

 

午前中は、ドラム缶ピザ体験。

粉から捏ねて、伸ばしてピザ生地の出来上がり。

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上に乗せる材料も切りそろえて、トッピング。

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ドラム缶のほうは、メタルマッチで着火、薪をくべてピザ焼。

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おいしそうに焼けました。みんな満足そうにほおばっています。

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食後は、野口所長自慢の生豆から焙煎したてのコーヒーをいただきました。

 

午後は、ロープワーク。

基本の「本結び」「巻き結び」「自在結び」を習いました。

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若干苦労しながら、いっぺんではなかなか覚えきれない様子。

その後は、タープ立て。

屋内で簡単な練習のあと、野外での実践。

今年は本格的に、翌日の雨に備えて大きなブルーシートの3枚連続掛け。

まずは、大きな桜の木にロープをかけて、竹を支柱にしてロープを張り、ブルーシートをかける。

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支柱やロープとの固定は、「巻き結び」。

ブルーシートが立ち上がったら、4隅をペグで固定「自在結び」。

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大きなタープの出来上がり。

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参加者は、本格的なタープ立てにやり切った感も見られました。(西尾)

2018年4月30日 (月)

H30 入門コース 第1回 「開講式・自然観察入門」

実施日:平成30年4月17日(火)

会場:川崎市黒川青少年野外活動センター
講師:NPO法人 やまぼうし自然学校 丹野 雅之 氏
テーマ:開講式・ガイダンス・自然観察入門
参加者:8期生13名 サポートスタッフ4名

4月17日に平成30年度入門コース第1回が開催されました。

開講式

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NPO法人神奈川シニア自然大学校 佐藤理事長から、1年間の講座を通して自然から色々なことを学びつつ、仲間作りを通して充実したシニアライフを といった挨拶から始まりました。

川崎市黒川青少年野外活動センターの野口所長からも祝辞をいただきました。

参加者は13名、女性が3名と少なめな8期のスタートです。

開講式のあとガイダンス

P1010898P1010899装備の説明では多くの方が登山等の経験者でしたが、一部の方は一からすべてそろえなければという方も。

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自己紹介タイムでは、少しは周りの方との触れ合いも。

午後は、丹野先生から「自然に親しむ-自然観察入門」の講義。

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クイズを交えて、神奈川の自然、観察の道具等のお話。

その後は、実際のフィールドへ出ての自然観察。

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セレサモスから水力発電所を経て汁守神社へのコース。

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道筋の植物を丹野先生が解説。

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質問も次々と受講生も熱心に興味深そうに観察していた。

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こんな身近にこれほどの自然があるとはとの感想も。

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受講生はきっとこれからの1年を期待して第1回目が無事終了。(西尾)

2018年3月16日 (金)

H29入門コース、第22回 インタープリテーション/修了式

実施日 : 平成30年3月13日(火)

会 場  : 川崎市黒川青少年野外活動センター
講 師  : NPO法人やまぼうし自然学校 理事 丹野 雅之 先生

 テーマ  : インタープリテーション/修了式

参加者  7期生15 佐藤理事長 サポートスタッフ5

参加者は7期生15名、聴講生(5期生)2名、サポートスタッフ4

budインタープリテーション入門 

 丹野先生より、インタープリテーションとは何か、進め方、手法について教えていただきました。

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インタープリテーションとは、おしえるということではない。

 ・人と自然の仲介をする。

 ・参加者の発見を促す。

 ・そのために五感をつかう。

bud 構想
5グループに分かれ、各グループで何をどうやってインタープリテーションするか相談しました。
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bud インプリ体験 

 春らしいいいお天気の中、インプリを体験しました。

 

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              梅の花が満開です!

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              みんな生き生き!


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             集中してます。

 

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   どんぐりさんたち     すみれも咲いてました

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   シラカシの発芽      なんと、ミツバチの巣箱が・・

 

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   ビワ              ハンノキの尾花

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   キブシ             ネコヤナギ  

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bud 発表、構想

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各グループの この力作を見てください!

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bud 修了式、ふるさと斉唱

1年間 あっというまでした。

専科にすすむ方も、それぞれの道をゆくかたも、未来に向かって出発!

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2018年2月28日 (水)

H29入門コース、第21回 植物入門(4) 木の仕組み、森の役割

実施日 : 平成30年2月27日(火)
会 場  : 生田緑地
講 師  : 全国森林インストラクター神奈川会 菅原 啓之氏、久野 正樹氏
テーマ  : 植物入門(4) 木の仕組み、森の役割
当日は小田急線向ヶ丘遊園駅南口に9時までに集合し、徒歩15分程度の「生田緑地」へと向かう。
参加者は7期生15名、聴講生(5期生)2名、サポートスタッフ4名
午前中は菅原先生による座学の時間

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菅原先生の話は森の大切さから始まる。日本に有る木は約400億本、木材として年間1人7本必要、と言うことは日本では木材として使いきれない。。しかし木材自給率は20%しかない。ご当地、神奈川はやる気のない森林管理で有名、、等のイントロから始まり『森の大切さ』が講義された。

森は木が有るからだけで重要なのではなく、『見えない』菌類、微生物との共生場所としての重要性がある。また『立、木、見』は、『親』という漢字になる、『根性』にも悟りを得るために『根っ子』が必要等のように、古来より『木』は人間生活、精神生活に関わってきていたなど、人類と森林の密接な関係についての話が続く。。
更に本日は多くの木のなかでも『椿』を取り上げて、木の複雑さの解説が続く。
続いて、森林の経済効果は70兆円とも言われ、単なる『木材』利用だけではない効果が有る、との説明に一同考えさせられる。
こんなに重要な森林であるのに、森林保全に従事している人材不足に(神奈川は特にやる気のなさで有名)対する問題提起が続く。
菅原先生の話は問題提起のみではなく、大きな木、太い木、古い木、ヒノキ、スギ、シラカシ、桃の節句など、面白い話題も提供し、後半は各種の木の紹介が続き、午前の講義は終了となる。

午後はフィールドでの解説となり、久野講師も加わり、2班にて生田緑地内を散策する。

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ヤツデと言いながら奇数枚(ハチ=8は多数を意味しているため、8枚のヤツデはない!)

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「生きている化石」メタセコイア、実は日本の研究者が発見したものの、戦争のドサクサにまぎれ、追うべの研究者が発見したことになっている

途中、ノシランの実

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オオイヌフグリ、ヒメオドリコソウ、ザゼンソウ、タンポポもすでに咲き始めていました。

生田緑地からさらに鎌倉時代に周辺を支配した稲毛氏の菩提寺である広福寺を訪れ、ボダイジュなどあまり見ることのない樹木観察を終えて解散となる。

2018年2月16日 (金)

H29年度入門コース 第20回「野鳥観察入門」 

実施日 : 平成30年2月13日(火)
会 場  : 境川遊水地公園
講 師  : 日本野鳥の会主席研究員 安西 英明氏
テーマ  : 「野鳥観察入門」~身近な野鳥の不思議な世界~

神奈川県立境川遊水公園は横浜市戸塚区、泉区、藤沢市の境にある
公園で境川下流の洪水被害を軽減させるため遊水地を公園として有効
利用するため河川事業と連携して整備されたところです。

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       今日は午前中「野鳥観察」をしながら座学会場に向かいます。

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       まずは双眼鏡の使い方を教わります。

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途中で見つけた鳥の巣。なんとビニールひもでできています。都会の野鳥
は身近な材料で工夫してる⁉

遊水地と境川に挟まれた道は大変寒かったのですが次々と姿を見せて
くれる野鳥にみんな夢中に! 
カワセミの雌の下のくちばしが赤い事。なんとハンティングに成功する
ところも観察できました。

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        (写真はカワセミではありません)


午後は情報センターで安西先生の講義です。

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境川遊水地公園の情報センターです。(昼食と講義)
安西先生の講義はユニーク話術で楽しませてくれます。

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いると思わないと見えない。鳥より先にまず気づこと。人を怖がるので
静かに驚かさないようによく見る。大きさ、動き、形を見ること。

スズメ、ムクドリ(ヒヨドリ)、ハト、カラスを基準に大きさを比較する。

野鳥観察で大切なことは 「慣れる」 「較べる」 「絞り込む」 との事
でした。

最後に今日観察できた野鳥は約20種ほどでした。
ツグミ、ホオジロ、カイツブリ、タシギ、カワラヒバ、カワウ、コガモ、
マガモ、ヒシビロカモ、オオバン、カルガモ、アオサギ、コサギ、
クイナ、ムクドリ、ヒヨドリ、ドバト、ハシブトガラスカワセミ、
ゴイサギ(幼鳥)、ベニマシコ


次回
2月27日(火)回テーマ 植物観察入門~森の仕組み、木の役割~を
会場 生田緑地
講師 全国森林インストラクター神奈川会 菅原啓之・久野正樹氏から
講義および野外活動を通じ学びます。

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2018年2月 1日 (木)

平成29年度入門コース第19回「森林保全入門」~森に手を入れるということ~

実施日 平成30年1月30日
会 場  黒川青少年野外活動センター
講 師  所長 野口 透氏
テーマ 「森林保全入門」~森に手を入れるということ~

講義内容
森林保全全般の概況及び必要性に関し、説明を受けた。
今回のテーマは里山の豊かな自然を守り、自然の恵みを生活に生かす
活動体験を「森林保全」の切り口で経験し、学ぶものものです。
今日は「木を伐る大切さを」一本の木を伐る体験から学びます。そして
伐った木を生活のの中で活用する一端の体験を、(木を伐ること、
薪を割ること、焚すること、焼き芋をつくること等)を体験し、里山と人と
の係わりを知ることにより、「森林保全」の大切さを学びました。

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白樫(しろかし)の大木直径30~40㎝)、高さ約20mを
センター裏側で伐木した。野口所長から説明のあった
うけくち、おいくち、つる等の概要を参考書から示す。

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対象の白樫は写真では小さく見えますが本物はかなり大きい。

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受け口、追い口、ツルを利用してロープで引いて伐り倒しました。

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年輪約40年、直径40㎝の白樫の立派な大木でした。

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枝落とし、裁断等

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大きな枝を持つ大木を伐ると空が開き明るくなります。

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次は薪割りです。だんだん上手になりました。

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竹を組んだバンブージムに元アスリートのお二人が挑戦し見事に
大木の横枝に乗り移りました。拍手・・・・・

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以上で午前の部は終了お疲れ様でした。


午後は竹を使って靴べらと竹カップ造りに挑戦です。野口所長から完成品
見本を参考に作り方の要点説明をうけてから工作室に移動して作業開始
となりました。

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今回「紅東(さつまいも)」を準備願い、作業前に壺焼き窯に夫々セット
しました。之も大いに楽しみです。

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皆様熱心に加工作業を実施されていました。

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靴べらと飲み物用容器です。

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壺焼きサツマイモを賞味しながら纏めの講話を聴取してます。
外は気温が低く寒い一日でしたが、楽しく学べました。有難う御座います。

次回2月13日は(火)は第20回テーマ「野鳥観察入門」~身近な野鳥の
不思議な世界~を会場境川遊水地公園にて、日本野鳥の会主席研究員
・安西英明氏の講義及び野外観察活動を通じ学びます。

今回のブログ纏め作成は、Y.N及びH.Aが担当致しました。

2018年1月17日 (水)

H29年度 入門コース第18回「発酵食のススメ」

1月16日に実施しました、神奈川シニア自然大学校の入門コースの報告です。

テーマは、「日本の食文化~発酵食のススメ~」です。
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Dsc05217講師は、黒川青少年野外活動センター所長野口透氏です。
法被を着て登場!
そこには、「発酵食」を始めとするいろいろな文字が書いてあります。


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まずは、米と麦を蒸すところからです。
それぞれ、50分間蒸します。
せいろに入れるのもコツがあります。


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蒸すのを待っている間に、麹の作り方について、説明をします。
自宅でも、ホットカーペット等を使って作ることが出来ます。
米麹と麦麹は、温度のあがり方が違うので、注意が必要です。


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”ききみそ”ならぬ、みその食べ比べです。
昨年仕込んだ米味噌、昆布を入れただし入り味噌、2年ものの米味噌、麦味噌と、それぞれ少しずつ味が異なります。
新鮮な大根につけていただきます。



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いよいよ、麹づくりです。
蒸し上がった麦と米を人肌に冷まし、糀菌をまぶします。

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麦麹は、平らに敷き詰めます。



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米糀は、かまぼこ状に。



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そして、ムロに運びます。
こちらも、自家製のムロ。
ホットカーペットと寝袋で作った、黒川独自のムロですが、
同じように、自宅でもできます。
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午後は、講義からスタート。発酵食の効果、よさ、腐敗と発酵の見分け方などの説明がありました。

そして、所長が仕込んだ、調味料の味見タイム。
酢の酸っぱい匂いが充満していました。
一瞬、ぎょっとする見た目のものもありましたが、一応、味は、酢でした。

今日は、国際自然大学校の指定管理者研修の皆さんも、講義を聴講され、
大賑わいでした。


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今日は、しょう油の仕込みもしました。
小麦粉と麦を煎るところからスタート。
↑Before (色をよく見てください)

↓After

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しばらく煎るとこんな色になりました。
部屋中、香ばしいにおいに満たされていました。





Dsc05279Dsc05280 Dsc05281_2小麦のものは、潰します。
すりこぎと、コーヒーミルを使いました。



Dsc05282 Dsc05285 Dsc05287厨房では、3時間火にかけた大豆が蒸し上がっていました。
親指と小指でつぶせるくらいやわらかいのが、要です。



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小麦に、麦麹菌をまぶし、それを人肌に冷ました大豆に混ぜて、ムロへ。
一晩ねかせます。

麹も醬油も、3日間かけて、手返しをして、仕上げていきます。
その様子は、またブログで紹介しますね。

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最後にまとめをして、解散となりました。
知れば知るほど、奥が深い発酵食。
なかなか麹から自分で作ったり、しょう油を仕込んだりすることは少ないと思いますが、日本の食文化と密接につながっていますね。

ぜひ、皆さんも発酵食を取り入れてみてください。(高柳)

神奈川シニア自然大学校では、現在、入門コースの受講生を募集しています。
こちらもホームページもぜひご覧ください!!→ 神奈川シニア自然大学校

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