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2020年3月15日 (日)

2019年度 入門コース第10回「里山の植物観察 冬」

神奈川シニア入門コース
第10回「里山の植物観察 冬」
2020年2月19日

年間を通じて設定されている里山の植物観察。
春、秋に続く3回目は植物の冬越し戦略や
春を迎える準備について学びます。

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震える「冬」からエネルギーが張る「春」へ。
午前中の講義は、子孫を残すための植物の冬越しがテーマです。

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講師は全国森林インストラクター神奈川会の
菅原啓之氏です。

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「スミレ科」はおよそ16属850種、そのうち400種を
「スミレ属」が占め、科全体としては樹木のほうが多い・・・
ちなみに日本産はすべて草本、しかも学名があるものは250!そんな専門性の高い話題から、
ハハコグサの草餅はヨモギより美味しいという耳より情報まで。
興味が尽きません。

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お待ちかねランチタイムです。

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今日はお焦げが美味しそうにできています。
おかわり続出!     

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午後の里山観察はセンター裏山からスタート。
クロモジやヤマハンノキの冬の様子をじっくりと。

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丸いのはヤマハンノキの実。
細長く下がっているのは雄花です。

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まだまだ茶系が多い景色の中でひときわ
目を引くカンザクラのピンク。
今日の青空によく映え、皆さんからも歓声が。

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カンザクラはカンヒザクラとヤマザクラとの系統(アタミザクラ)と
一般には言われていますが、カンヒザクラとオオシマザクラ系統(カワズザクラ)の
早咲き種もカンザクラと呼ばれることがあります。
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町田市に接する真光寺公園を目指して
さらに尾根道を進みます。
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真行寺公園の敷地に入ると梅も
ほころび始めていました。

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ヤブツバキの濃いピンクが目を引きます。

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花びらの散り方でサザンカとの区別がつきますが、
紡錘形の冬芽や裏面の主脈などが無毛かどうかで
見分ける方法もあると教えていただきました。

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真冬の公園内は人もまばら。
広い敷地内はほとんど貸し切り状態です。
すっかり葉を落としているので樹形がよくわかります。

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真光寺公園を抜け、常照寺の脇道を
黒川駅方面に戻ります。

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美味しそうな(!)フキノトウ発見。(採取はしません。)
オオイヌノフグリ、ホトケノザ、ハコベなど早春の草花を観察します。

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秋にはたわわだったカリンが落ちていたり、
気づかなかったマンサクが花をつけていたりと
季節の違いを楽しみながら黒川駅に到着。解散となりました。

真冬ではありましたが風もなく、
日差しも降り注ぐなかでの里山歩き。
身近な自然に接し刻々と近づく春を実感した一日でした。(事務局:石川)

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