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2018年6月17日 (日)

H30 入門コース 第5回 「五感で学ぶ手法の体験」

実施日: 平成30612 ()

 : 川崎市青少年の家 (川崎市宮前区宮崎105-1)

 : 藁谷久雄 (わらがい ひさお) 先生 (NPO法人 国際自然大学校 副理事長)

テーマ : 「五感で学ぶ手法を体験 ~ シェアリング・ネイチャー」

 親しみやすいパッケージ・プログラムとして、ネイチャー・ゲームを体験する

自然体験活動の意義についての理解を高める

参加者: 受講12(8: 12), スタッフ3名 

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今回は、解説を聞いて自然を理解するのではなく、五感を使って自然を感じてみました。「シェアリング・ネイチャー(ネイチャーゲーム)は大人から子供まで楽しみながら自然を実感できるプログラムですから, 本日は大いに楽しみましよう」 という、藁谷先生のアドバイスから始まりました。

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色いくつ 中庭で, 自分の周囲に, 自然の色として, どんな色があるか数え, 皆さんで発表しあう。草花のみならず, 木々の葉 幹 花 果実, 苔の色, 土の色, 空の色, 雲 などなど, 10色以上も発見できた。もっとあったのかな?

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音いくつ  全員が目をつぶり, どんな音が聞こえるかを数える。自然な音・人工的な音も聞えてくる。じっと聴いていると, 自動車音に負けず, いろいろな鳥の鳴き声や 風の音 がはっきりと聞こえる。皆で発表しあっている時に, ヤマバトの長閑な啼声が聞え, また, ウグイスが強く大きく主張するような鳴き声を発していました。

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カモフラージュ 森に隠された人工物を探す。たくさん置かれた人工物を, いくつ見つけられるかチャレンジ。"人工"はそこに置かれているだけで、何かで蔽ったりして隠されているわけではありません。2回づつ挑戦。1回目は全く見つけられなくても2回目にはいくつか見つける事ができる。しかし, 全て見つけ出した人は, 今まで誰もいないとの事でした。野生動物や昆虫は保護色や擬態を駆使して発見されないようにしているのです。探す側に先入観などあったりすると全く見分けられません。

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森の色あわせ 3人一組になって, 18種類の色マップのそれぞれに合致する自然物を探す。重要な事は, 3人全員の合意で合致していると判断しなければならない事。各人個人の判断を皆で分かち合う事が重要なのです。同じ色は、ありそうでピッタリは難しかった。

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目隠し イモムシ 全員が目隠しをして前の人とつながり, イモムシのように進む。時々下側にある物体に片手で触れて何なのかを推測したり, 歩く時の足裏感覚で歩いている所を推測したり、目を隠すと他の感覚が働き出します。手のひらで太陽の位置を感じたりもできます。

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ネイチャー・トレイル 目隠しをして, 木々に張られたロープを片手で伝ってゴールまで歩きます。もう片方の手で前方安全確認を行います。ロープには段差があったり, 張られている角度が急変したり, テンションが大きく変わったりして, 大きな不安や恐怖を覚えながら進みます。触覚で自然を感じました。

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探検ルーペ 直径約1センチの丸穴が開いている厚紙を使うゲームです。この丸穴から覗く事で視界を制限するため, 狭い領域に注意を集中する事ができます。視界制限という新しい体験, 新しい発見がありました。

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フォールド・ポエム (Fold Poem) 3人一組になって, 素敵な場所を見つけます。その場で感じた事をリレー形式で合作詩を作ります。感じた事のアウトプットに挑戦です。完成後はタイトルをつけて皆さんに御披露。恋愛物仕立て, わが青春追憶編 や 現状嘆息編など 意図もしなかったシナリオとなっていたり 意表を突いた情景が詠まれていたり 予想以上の出来栄えの見事さに, , ビックリです。

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サイレント・ウオーク (Silent Walk) 二人ペアを組んで約10メートルを, いいもの探しながら歩きます。発見したら相手に知らせます。でも、しゃべってはいけません。上手く伝えられるでしょうか?実施後の感想では相手に結構伝わったと思うと考えておられる方が多かったです。ほんとうかなぁ?


本日のまとめ

 

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 ネイチャー・ゲームでは, 自然と自分が一体であることを気付くことに主眼を置いています。博物学的な立場とは趣が異なっています。楽しみながら自然を実感できるので, 大人から子供まで参加できるのです。

 また, ネイチャー・ゲームでは, お互いに, ともに分かち合うという"分かち合い"が大変重要となっています。シェアリング・ネイチャーと称される由縁です。そして, "まとめ"自体が"分かち合い"の実例の一つです。

 ネイチャー・ゲームには, 熱意・感覚・体験・感動をもたらす各種の要素ゲームがあります。そして, ゲームの流れが起承転結となるように, "フロー・ラーニング"を効果的に使う事が重要です。本日はシニアなので,  感覚・体験・感動をもたらすゲーム を組み合わせたとの事。我々シニアは子供たちを育てる立場にあります。起承転結のシナリオが異なるのは当然の事ですね。

 現在の子供達からは随分と多くの体験が失われています。今我々大人がすべきことは, 奪われた体験の機会を, 意識的に, 少しずつでも増やし, 取り戻すことでしょう。

 (写真・文責 紺谷(7期終了))

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