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2017年6月

2017年6月22日 (木)

専科コース 歴史探訪科第1回 すべての道は大山に通ず 神話と大展望の伊勢原・阿夫利神社

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6月15日に実施しました、専科コース「歴史探訪科」の報告です。例年より早く梅雨入りし、お天気も心配されましたが、無事に、第1回目となる講座が行われました。
彩の国シニア自然大学校とも合同での実施です。

講師は、ローカライズプロダクションの大内征氏。

「低山トラベル」という本を出版し、ラジオ深夜便でもご活躍中の大内さんから、ただ山頂を目指すだけではない、山の楽しみ方を教えて頂きます。

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行きはケーブルカーに乗車し、阿夫利神社を目指します。

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神社に続く、石灯籠は、魚河岸など、水にまつわる名前が出てきます。

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曇り空ではありましたが、正面に江ノ島を望みました。
はっきりとは見えなかったような気もしますが、
「江ノ島と思えば江ノ島」との声もあり、笑いました。

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本社には、大山祇大神(おおやまつみのおおかみ)、奥社に大雷神(おおいかずちのかみ)、前社に、高龗神(たかおかみ)が祀られています。
かつては石尊大権現といわれていたこの神は、
雨を降らす力、言霊と合間ってまつられました。
石尊とつく名前のほとんどは、ここがルーツであり、
それほど、関東に影響力があった山だそうです。
タイトルにもなっている、すべての道は大山に通ずるとは、その言葉の通り、四方の山からここにつながっており、神々がいる山としてあがめられた大山には、お参りに来る方が絶えなかった、という事なのです。

阿夫利神社の横にひっそりとたたずむ、浅間社。
ここにもストーリーがありました。
ここは、木花咲耶姫(このはなさくやひめ)と磐長姫(いわながひめ)が祀られています。人間の寿命が決まったのは、このお二方にまつわるお話が元だとか。
富士山までお参りに行くことがかなわない、という方のためにふもとに神社があるのですが、浅間神社 は、日本全国にあります。それほど影響力があったということです。
さて、一行は、阿夫利神社を出発し、見晴台へ。

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0021_xlarge 途中、ご神木や滝を見ながら進みました。

見晴台では、あいにく雲がかかっていて、大山の山頂(本社)は見えませんでしたが、少し肌寒くもあり、ささっとお昼休憩。
そして、下山しました。

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途中、大山寺。奈良の東大寺を開いた良弁(ろうべん)僧正により開山されました。
ここから、ケーブルにて下山のチームと歩いて下山のチームに分かれました。下山は石段、石段、また石段で、膝が笑います。

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最後のストーリーは、追分社です。
ここには、八意思兼神(やごごろおもいかねのかみ)が祀られていて、
知恵の神様だそうです。ちょうど、ここが、男坂・女坂の分かれ道になっており、この知恵の神様がここに祀られてれていることには意味がある、と。
ここでは、次回の会場となっている、秩父神社につながるお話がありました。
予定していた行程よりも遅くなってしまいましたが、
みなさん怪我なく、無事に下山できました。
ここに書ききれないストーリーがたくさんありました。すべてを掲載しきれず、申し訳ありません。
歴史と文化と山を巡る旅、次回は、秩父神社の権宮司さんに武甲山をご案内いただく予定です。(高柳)

2017年6月20日 (火)

H29年度入門コース第6回 「五感で学ぶ手法の体験」

期日  平成29年6月20日(火)
会場  川崎市青少年の家
講師  川崎市青少年の家 所長 藁谷久雄(わらがい ひさお)先生
テーマ 「五感で学ぶ手法を体験 ~ シェアリングネイチャー」
     ・親しみやすいパッケージプログラムとして、ネイチャーゲームを体験してもらう
     ・自然体験活動の意義についての理解を高める

xmasイントロダクション
 藁谷先生から、全体ガイダンス。
 大いに楽しみましょうとのアドバイスありました。  

xmas音いくつ
 全員が目をつぶり、どんな音が聞こえるか調べる。

xmas色いくつ 
 周囲にどんな色があるか調べる。10種類以上の人が多かった。

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xmasカモフラージュ
 森にかくされた人工物を探す。10個のうちいくつ見つけられるかチャレンジ
 一つ、二つの方から九つの方までいました。

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xmas森の色合わせ
 3人一組になって、16種類の色マップのそれぞれにあう自然物をさがす。

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xmas目隠し イモムシ
 全員が目隠しをして、前の人とつながり、イモムシのように進む。

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 時々地面に触れたり、上の方をさぐって、どんな場所か推測する。

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clubネイチャートレイル
 全員が目隠しをして、森にはられたロープを伝ってゴールまで歩く。

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cafe お昼休み

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clubフォールドポエム
 3人一組になって、素敵な場所を見つけ、リレーでポエムを作る。

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clubまとめ

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2017年6月14日 (水)

H29年度入門コース第5回 「海の生き物観察」

期日  平成29年6月13日(火)
会場  真鶴半島(遠藤貝類博物館・三ツ石海岸)
講師  NPO法人ディスカバーブルー代表、横浜国大講師 水井涼太先生
テーマ 「海の生き物観察」真鶴海岸で相模湾の豊かさに触れる

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「芸名ではありません」と開口一番におっしゃった水井涼太先生は、名の通り爽やかな海の青年です。生きている化石と言われるウミユリの一種「ウミシダ」の研究をされているそうです。
冗談も交えて海のことをわかりやすく説明して下さいました。

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スライドを見ながら海の環境と生態系、海をめぐる諸問題の講義を受け、実際に海へ出て磯の生物観察をし、そして顕微鏡を使ってのプランクトンの観察をしました。

日本は海洋生物の多様性が最も高い地域の一つであり、その中でも相模湾には多くの生物が生息しています。日本の海洋生物学は相模湾で始まったのです。その相模湾の中でもここ真鶴半島では多くの生物が観察でき、日本のスキューバダイビングのメッカなのです。

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1週間前に梅雨入りした神奈川県ですが、良いお天気続きで安心していたのが一転今日は朝からまさに梅雨模様。夜明け前から降り出した雨はいつか止むかなあと期待を寄せるものの一向に好転する気配はなく、早めのお昼を済ませ、雨具に全身を包み屋外へ。200段以上ある階段を下りて干潮の三ツ石海岸の磯へ。

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真鶴に生息するウメボシイソギンチャクは神奈川県の天然記念物だそうです。今日誰か見つけられるかな。

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潮溜まりで生物採集、皆さん童心にかえり海の中へもジャブジャブ入り、雨に濡れるのも気にせず楽しそうでした。
岩場は大変滑りやすいので大注意です!皆さん大丈夫でしたか?私は夜膝小僧が擦り剝けているのを発見しました。
止まない雨の中の磯での採取は30分程で切り上げ、観察と説明は崖の上の博物館へ戻りました。

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今日の収穫物は、
イボイワオウギガニの雄、捕まえやすいヒライソガニ(子どもは背が白く、炭酸カルシウムでできている白い砂浜の保護色なのです)、イワガニ、イソガ二、イソガニダマシ(一見カニのようですが、足が3対しかなくヤドカリの仲間、タラバガニと同じですね)、死んだふりをするのが上手いオウギガニ、
タカラガイ(丸みを帯びていて水から出すとツルツルに光る)、
2種類のヒトデ、クモヒトデ(海の掃除屋さん)、オニヒトデ、
3種類のウニ、ムラサキウニ、バフンウニ、キタムラサキウニ、
4種類のナマコ、イソナマコ、イセクロナマコ、ムラサキクルマナマコ、テツイロナマコ(これらは食べられませんよ、食用はマナマコです)
海藻数種(中が空洞なのを確かめました)

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水井先生のウミシダ、シダのような腕が10本あります。触るともげてしまうので優しくね。

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解説の後は皆さん実際に触ってみました。

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プランクトンを捕まえる網はかなりしっかり肌触りでした。

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光を当てると肉眼でもプランクトンを確認できます。
フジツボの幼生,ヤコウチュウ、クラゲ、巻貝の子ども等々。ピョンピョンと飛んでいるのはカイアシ類。

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先生が顕微鏡にムラサキクルマナマコの骨片をセットして下さいました。覗いてみると、紫色の車輪のような模様が万華鏡のように広がっていてきれいでした。

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研究員の方が見つけて下さった顕微鏡の中の植物プランクトン、ちょっと珍しいものだそうです。ペンペン草がゆらゆら風に揺れて開いたり閉じたりしているみたい、動画でお見せ出来ないのが残念です。

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先生から頂いた資料による代表的なプランクトン。さて皆さんはいくつ見ることが出来たでしょうか。

梅雨空の寒い一日でしたが、磯の生物は元気に活動していました。顕微鏡のプランクトンに魅せられた人も多かったのではないでしょうか。(Y.K)
                                      

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