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2016年8月 3日 (水)

H28 第2回流域探索プロジェクト 報告

7月19日に行われました、第2回流域探索プロジェクトの報告です。(アップが遅くなり、申し訳ありません。)

第2回流域探索では、旧玉川跡をたどりながら、玉川流域の歴史と自然を体感しようと考えた。


戦前の玉川は愛甲石田駅付近で南に向き渋田川に合流、河口近くで花水川に名称をかえ相模湾に注いでいた。しかし小野橋付近での度重なる氾濫被害をうけ、昭和21年に川筋を直線的に改修、相模川に合流させる治水対策が行われた。


今回は日向川沿いの日向薬師をスタートし、神奈川自然環境保全センターで昼食、午後に日向川/七沢川合流点をへて玉川沿いを歩き、小町神社を参拝、中流域の広町橋をゴールとした。歩行距離はおよそ8Km。

Map



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伊勢原駅から日向薬師行バスに乗り終点で下車、まずは、日向薬師~宝城坊にむかう。
写真左上が山道の長い階段。天気がよく、日傘の人も。

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歩き始めて直後。身体がまだ慣れていない。足が重い!

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山門の仁王像。
天保4年(1833年)に焼失、同年再建。
鎌倉仏師・後藤齋宮(いつき)の作。

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苔むした参道をのぼり
本堂に向かう
両側は杉の大木。 

日向薬師ー宝城坊は日本三大薬師の一つ、現在は本堂の大規模な改修工事中。
通称「平成の大修理」が行われている。
今回は約270年ぶりの修理、歴史の長さがうかがわれる

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今年の秋に完成する予定の本堂。
ご本尊の薬師如来像は
すぐ横の仮本堂に。

納経所で「大修理」についてお聞きした。
屋根は信州から運んできた萱で新しく葺いた。
柱、梁、壁などは基本的には解体した材の再利用、傷んだ柱2本が新しいものに交換された。
宮大工は京都から派遣、ベテランと若い人の混合チームで技術の伝承がなされている。

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樹皮の茶色と葉の緑が鮮やかなコントラストをなしている

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日向薬師の参詣をすませ、自然環境保全センターをめざす。
砂岩の一枚岩?
長い年月のあいだ人の往来や雨で削られたのか、手すり近くの道はえぐられ、
階段の角は丸くなっている
苔も生えて滑りそう、下りは怖い!

道筋の林下でモンキアゲハとクロアゲハが乱舞、縄張り争いか。

Monki Kuroageha



日向川沿いの道では、オレンジ色の花が目立つ  十二神橋付近

Img_1088 オニユリ

Img_1085 ヒメヒオウギズイセン

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自然環境保全センターへの道を間違え、伊勢原浄水場のまわりを半周
下見の効果なく 申し訳ない。

自然環境保全センターへの道沿い、無花粉杉やしだれヒノキが試験栽培されている、色々な種類のモミの木や竹も観察できる。
無花粉杉はどうやって増やす?
宿題

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自然環境保全センターに到着。
奥に見えるのが本館。
今日は祝日後の火曜日で休館。残念ながら展示物は見られず。

鳥獣保護棟の休息室で昼食タイム。
外は日差しが暑い、休息室が使えて本当に助かった。
昼食後に自然環境保全つながりで動物クイズを実施。
そのあと次回の流域探索計画の説明と予定日についての打ち合わせ。

動物クイズ
Q1.身近に生息している10種類の野鳥鳴き声当て
  キジバト、ホトトギス、フクロウ、カワセミ、コゲラ、ヒヨドリ、モズ、ジュウビタキ、シジュウカラ、メジロ

Q2 里山に出没する哺乳類5種の足跡当て

  タヌキ、イノシシ、アライグマ、シカ、アナグマ

(※画像がありましたが、アップできませんでした。申し訳ありません。)

午後の部スタート

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奨学橋から上流を望む
写真左上から日向川、右上から七沢川が合流
ここから下流が玉川、にごらず「たまかわ」と読む、清流だから・・・
段差の小さい階段状の魚道が設けられている・・棚田式魚道

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金井橋を右岸より望む
木橋の時代もあったが今は擬木。
橋を渡ってすぐ正面の小高い場所に忠魂碑と慰霊塔がある。
忠魂碑には明治、慰霊塔には昭和の戦没者がまつられている
悲惨な歴史に思いをはせる

金井橋を渡ったあと左岸を進む、民家の庭先にカヤの巨木があり川面に枝をひろげている
長いあいだ玉川を見つめてきた大先輩

しばらく歩くと、右岸側に何度かカワセミの姿を見つけた
飛び立つ時に「チィ~チィチィ」と鳴いた、昼のクイズが役立った。
カルガモ、アヒルを見ながら前進
小野橋手前の木陰で休息、給水、木陰はありがたい。

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旧玉川跡を示す石標
足元の暗渠と道路が昔の川筋
川海苔もとれた

写真左手の手すりは小町神社の登り口

厚木市小野は小町の出生地ともいわれている、小町神社には小町姫がまつられていて、周辺には数多くの伝説が残されている

「小町の七不思議」の案内板

Komati_2



美しい黒髪で名高かった小野小町にならい、一心に祈願すると白髪が元の黒髪にもどるとの言い伝えがある。
神社は小町山の頂上にあり、その参道はまたしても長くてつらい登りだが、ご利益をめざし全員で参拝。
この際、ご利益の年齢制限は無視

小野神社で記念撮影

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適度な木陰と涼しい風があり、また小野橋周辺が見渡せて気分良し。

このあと山道を下り玉川橋(たまがわばし)まで川沿いを歩く
ゴールの広町橋バス停で解散、2名が愛甲石田駅へ、11名が本厚木駅へ
本厚木メンバーはいつものように居酒屋で懇親会

暑くて大変だったが、誰もケガもなく熱中症にもならず、無事終了
良かった、よかった

以上、お疲れ様。(M屋(記))

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