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2016年3月17日 (木)

H27入門コース第20回 『インタープリテーション入門・修了式』

実施日  平成28年3月15日(火) 10:00~15:30
会 場   黒川青少年野外活動センター
講 師   NPO法人 やまぼうし自然学校 理事  丹野 雅之 氏

 平成27年度入門コースは、いよいよ第20回最終講義となりました。今回は、お馴染み丹野先生をお迎えして「インタープリテーション」を勉強した後、修了式が行なわれました。
修了証書を授与された受講生の皆さんは、引き続き里山保全をはじめ、自然観察・保護活動の次のステップに進む決意をされておりました。

1.「インタープリテーション」について
(1)先ずはインタープリテーションとは何か、どの様に行うか等を講義していただきました。
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インタープリテーションは自然(森、木や草)の声を聴き、自分の持つ知識や技術、ツールを使って人に伝える事なのですね。人に伝える事で自分のレベルアップも図れるとても素晴らしい事だと思います。

(2)フィールド観察
フィールドに出て木や草をどの様に説明するか教えてもらいます。

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「あ、桜がもう咲いている!」の声に枝先を見ると隣にある梅の花とわかり大爆笑でした。

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シキミ:実が有毒で「悪しき実」と言われたのが「あ」が取れてシキミになったそうです。日本では古来仏前や墓前に供えられてきた。

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サワラ:以前サワラとヒノキの見分け方を教わりました。「サワラないでH、ヒノキだY」。今回は別の見分け方を教わりました。葉の先端が尖っているのがサワラだそうです。

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シュロ:ヤシ科の植物で、日本では九州南部で自生する。日本にあるヤシ科の植物の中では最も耐寒性が強く、東北地方まで栽培されている。幹に繊維質が多く梵鐘の橦木(突き棒)に使われる。

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サザンカ:ツバキに似ているが離弁花で、花びらがバラバラに散る。
ツバキは合弁花で花のまま落ちる。

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ウグイスガグラ:前回の植物入門でも紹介されました。ウグイスが鳴く頃赤い実を付つける。カグラと言うのは、ウグイスが隠れるからとか、蜜を吸うため飛び回るウグイスの姿が神楽を舞う様だとか諸説あります。

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里山の説明に熱心に耳を傾けます。

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コナラとカマツカ:典型的な里山の木。コナラは薪や炭に利用されるので、定期的に伐られます。そのため二股以上になった木が散見されます。カマツカは材が硬いので、鎌の柄に使われます。

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アカシデ:イヌシデとの違いは、幹が丸く、模様がはっきりしているのがイヌシデ、幹が丸くならないのがアカシデ。シデと言うのは模様が神棚に上げる四手に似ているとか、花の姿が四手に似ているとか諸説あります。

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シラカシの若い葉:2・3年前に伐ったシラカシから出て来たひこばえ(孫生え)の葉。ひこばえの葉は通常の葉より長いそうです。鋸歯が全周にあるのはシラカシ、無いのはアカガシ、2/3から先にあるのはアラカシです。ひこばえが生えてくるのはナラ類、カシ類、シイ、ヤマザクラ等です。出てこないのもあるんですね。

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ヤマコウバシ:これも植物入門で紹介されました。次の芽が出て来た時に古い葉を落とす。切り口はクロモジの香りがするそうです。

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ギャップ:大木を伐り倒したりしてぽっかり空いた空間の事。日当たりが悪くて草が生えなかった所に、種の状態で我慢していた草花が芽を出す。里山の再生が始まります。

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シイ:シイはスダジイ(イタジイ)やツブラジイ(コジイ)等の総称。実は渋みが無く、縄文時代生食していた痕跡がある。良く似た仲間にマテバシイがあるが、実は少し渋い。

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コブシ:蕾の状態だと、私にはモクレンとの区別が良くわかりません。みんな上を向いているし・・・・・。修行が足りませんね。

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一通り観察終了。熱心でなかなか先生を離しません。

2.インタープリテーション体験
午後はいよいよインタープリテーションの体験です。

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休み時間に発表内容を纏めます。
発表は2名1組(発表はそれぞれ)か又は1人で出て行いました。

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3.修了式
修了証授与
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佐藤理事長より修了証を頂きます。
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本日やむを得ず出席できなかった方もおられますが、併せて修了おめでとうございます。

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佐藤理事長、飯河元校長、事務局の高柳さんから祝辞を頂きます。高柳さんは2月に女の子を出産、その直前まで講座のお世話をして頂きました。

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赤ちゃんは大人気。みんなのお孫さんです。受講生の方からいっぱい贈り物を頂きました。

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最後は全員で記念撮影です。おめでとうございます!

ブログ執筆を終えて
皆様、一年間駄文にお付き合い頂きありがとうございました。出来る限り間違った事を書かない様に、出来る限り自然大学校の雰囲気を全国(?)の皆様にお届けしようなどと大それた事を考えて出発しましたが、どこまで出来たかは疑問です。また、下手なダジャレにもお付き合い頂きましたが、最終日には坂道で見事にスベリ、やはりスベリ通しだったなと実感しております。自分にとっても大変勉強になり、担当させて頂いて本当に良かったと思います。これも全て受講生の皆さんのご協力とスタッフの皆さんのご指導のお蔭です。皆様、本当にありがとうございました。(2016年3月17日 原田 治)





























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