2017年7月19日 (水)

H29神奈川シニア自然大学校入門コース第8回「博物館のヒミツ」

実施日:平成29年7月18日
会  場:神奈川県立生命の星地球博物館
講  師:名誉館長 斉藤 靖二氏
テーマ:『博物館を楽しむために~自然史博物館を例に~』

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箱根登山鉄道「入生田駅」早めに全員集合した為、会場到着9:45。一息入れた後定刻
10時講義が開始された。例年と異なり今回は斉藤聖二名誉館長(ご専門分野地質学)
から「博物館を楽しむために・自然史博物館の仕事を例に」をテーマに講義を受けた。
club先ず「博物館の仕事」とは「過去から現在はなく、次は未来しかない、唯ひたすら
集め続けるのが目的という一種宿命のようなもの」には吃驚しました。
この博物館のような自然史系博物館の仕事は、自然を調べ、標本資料を集め、活用・
整理・蓄積したコレクションを次世代に継承することであり、これらは人類が生きてきた
記憶で、何を考えてきたかの「証」であり、未来の研究素材でもある。この仕事は
話題性もなく、研究成果を発表して栄誉を売るのと違って、地味で、土台作りのような
もので息が長く疲れてしまう。でも誰かがやらなければならぬものとの説明、その努力
に頭が下がります。

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club 博物館は「立派な展示施設に標本を飾って解説してれば良いものでもない」「集客目的の観光施設はない」「楽しいイベントの商売をやるテーマパークでもない」のだが、最近はこんな目先の費用対効果だけを求められることが多く困ったものである。
clubスミソニアン(米)博物館の生い立ちとその後の特別資金投入した蒐集の例。(入札では
他社の3倍程度の落札)、日本では8世紀の東大寺大仏建設に陸奥の金が多く使われたこと。等興味深い話もあった。
club然しながら歴史的に見て明治に入ってから博物館が恵まれていた時代があったためしが
無い。湯島聖堂内の「東京教育博物館」の閉館。「平瀬貝類博物館」の軍事費ねん出のための標本売却要求、その後閉館。等更に「廃仏、廃城令」などあり、対抗上神社と合併・統合
でその場をしのいだこと。
club博物館関連の役所は文部科学省だが文部省系列と文化庁の2系統に分かれて管理されおる。予算緊縮化のためと称して効率化、経済化が優先されおり、本来業務の目的達成には目をつぶらねばない場面も多く困惑を続けているとのこと。一般社会の会社業務と同じ様な管理手法をやってるなという感じでこれで良いのか甚だ疑問を持つ次第である。
clubここ地球博物館は地質・地形・生態・景観・風土・生活・歴史・文化の輪廻(循環)の中心の
場所であり、未来の研究する場所に適している。これとは異なるが大地震・天災の確率は2140年頃と推定。(240年説)記者等関係者は話題になりそうもない話は受け付けない。
club展示物の見方は特に「見えないものを是非見て欲しいと思う由」この例としては展示品の
恐竜の足跡の化石をみて恐竜の(尾っぽ)がないが、尾っぽを持ち上げて歩くのではないかと指摘した仁があり、どうも該当の恐竜は尾と頭を水平を保ち、バランスよく歩いていたことが後で確認されたこともあった。尾を引きずる恐竜は「ゴジラ型」引きずらないのは、スピルバークの(ジュラっシックパーク)に出てくる恐竜。足が速く。左右回転が素早いという。

斉藤名誉教授には12時を過ぎる迄長時間楽しいお話をして頂きました。普段この様な話は
聞けませんので大変有難く感じました。いずれにせよ生命の星地球博物館の皆様の日頃のご努力に敬意を表したいと思います。

昼食後次回インフォメーション、菅平合宿など事務局から説明後取り敢えずここで第1次解散
以後は館内自由見学のこととなった。

特別展 地球を「はぎ取る」地層が伝える大地の記憶

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地層には、大地の記憶がきざまれています。接着剤を付けて
ジュータンを剥がし
取った様な標本です。

clubその他常設展示品の観察

恐竜の骨格模型と右側は恐竜の足跡(ジュラっシックパーク形恐竜)
この観察時間のPM2時頃久し振りの雨(結構強い降り)で一瞬気温が下がりました。

作成はH.A(協力Y.N)

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2017年7月18日 (火)

専科コース森林生態科第3回報告

実施日 平成29年7月13日(木)

会場 国立西洋美術館・東上野区民館
講師 全国森林インストラクター神奈川会 久野正樹氏
テーマ アルチンボルドに描かれた植物
今回は“絵として描かれた植物に触れる”という新しい切り口の講義です。
緻密に描かれた果物、野菜、動植物などを寄せ集めた、珍奇な肖像画の製作で世に知られるアルチンボルド。
国立西洋美術館で開催されている「アルチンボルド展」に合わせ、第3回目の講義が行われました。
午前中は、アルチンボルドの歴史や代表作の「四季」に描かれる植物についての解説を聞きました。
みなさん、とても熱心に聞いていて、終わった時には「講義を受けただけでも十分楽しい~♪」と大満足の講義でした。

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午後は、国立西洋美術館での自由観覧です。
午前中に絵の中に描かれた植物について学習していたので、実物を見ると、絵の細部まで楽しむことが出来ました。
下のチケットの写真の「四季 春」には、なんと80種もの植物が描かれています。
なんとなく「植物だな~」と見るより「これはカーネーション。これはボタン、スミレ…!」とわかると嬉しい気持ちになりました。

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また講義後、東京KITTEにある現代版・驚異の部屋「インターメディアテク」にも行きました。
驚異の部屋とは、15世紀から18世紀にかけてヨーロッパで作られていた、様々な珍品を集めた博物陳列室のことをいいます。
自然物も人工物も珍しいものなら分野を隔てず一所に取り集められるのが特徴で、その中にアルチンボルドの絵画もあったそうです。
東京大学の学術標本が展示されていて、驚異の部屋を実体験することができました。
入場無料ですが、見ごたえのある博物館に来たようで、とても楽しかったです。

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(事務局)

2017年7月 5日 (水)

H29年入門コース第7回 安全管理

日時  2017年7月4日(火)  10時から15時
場所  黒川青少年野外活動センター
講師  大東文化大学 スポーツ 健康科学部  中村正雄先生

『安全管理』なんて、今まで生きてきて必要じゃ無かった、という方々こそ受講すべき講座でした。

Dsc_0224_2  受講前の参加者一同

今まで『不要』な方ほど『リスク』に鈍感になりますね、危険を予め認識して行動することの重要性について中村先生から丁寧な説明が有りました。例えば携帯ガスボンベ(いわゆるカセットフウ)使用の危険性、前車からの被害実例、熊襲撃


基本は、リスクを知りながらリスク現象発生時点での対応が重要である、との大切な話が豊富な事例を元に解説されました。

1時間ほどの講義のあと、グループワーク開始。本日は18名の参加で5グループにて
ファーストエイドキット(救急箱)の中身を検討しました。  ①いつどこへ行くか②想定されるアクシデント③何を持っていくか(10個限定)

Dsc_0225  各グループの救急箱の内容
今回は、『山』系統が4グループと7月の歌舞伎座(歌舞伎町ではない)というユニークなグループもあり、盛り上りました。

昼食後はAED講習となり、緊急救命法の実技です。AEDを使わずに一生過ごす事が出来れば幸いですが、実際に遭遇したときに『オタオタ』しないために、一度は受けたい講義となりました。

講義の中でも、誰もが心臓の問題と思わずAEDがあるにも関わらず中学校内で無くなった少女の話は、蘇生法が『知るべき知識』であることを痛感させられた。

講義のあと、いよいよ実技の開始。胸部圧迫を人形を使って実施する。意外と『強く』、肋骨が折れるくらい、押す必要があり、実施者一同驚きの声が上がる。

Dsc_0230 まずは胸部圧迫による脳への血液の送り込み、必死に押しているため上半身はぶれています

続いて『人工呼吸』の実技です。先ずはバルブを使っての人工呼吸を行う。呼吸が入ったか意外と実感しづらい

Dsc_0226 人口呼吸による

肺への酸素送り込み、これは器具を使っています

さて、最後に胸骨圧迫人工呼吸AED救急隊到着シナリオに基づきAED使用訓練。

Dsc_0232 AED始動ボタンを押す

Dsc_0234 AEDパッチを付ける

一連の蘇生法を訓練した参加者一同、『参加して良かった』との多くのコメントを残し解散となる。

2017年6月22日 (木)

専科コース 歴史探訪科第1回 すべての道は大山に通ず 神話と大展望の伊勢原・阿夫利神社

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6月15日に実施しました、専科コース「歴史探訪科」の報告です。例年より早く梅雨入りし、お天気も心配されましたが、無事に、第1回目となる講座が行われました。
彩の国シニア自然大学校とも合同での実施です。

講師は、ローカライズプロダクションの大内征氏。

「低山トラベル」という本を出版し、ラジオ深夜便でもご活躍中の大内さんから、ただ山頂を目指すだけではない、山の楽しみ方を教えて頂きます。

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行きはケーブルカーに乗車し、阿夫利神社を目指します。

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神社に続く、石灯籠は、魚河岸など、水にまつわる名前が出てきます。

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曇り空ではありましたが、正面に江ノ島を望みました。
はっきりとは見えなかったような気もしますが、
「江ノ島と思えば江ノ島」との声もあり、笑いました。

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本社には、大山祇大神(おおやまつみのおおかみ)、奥社に大雷神(おおいかずちのかみ)、前社に、高龗神(たかおかみ)が祀られています。
かつては石尊大権現といわれていたこの神は、
雨を降らす力、言霊と合間ってまつられました。
石尊とつく名前のほとんどは、ここがルーツであり、
それほど、関東に影響力があった山だそうです。
タイトルにもなっている、すべての道は大山に通ずるとは、その言葉の通り、四方の山からここにつながっており、神々がいる山としてあがめられた大山には、お参りに来る方が絶えなかった、という事なのです。

阿夫利神社の横にひっそりとたたずむ、浅間社。
ここにもストーリーがありました。
ここは、木花咲耶姫(このはなさくやひめ)と磐長姫(いわながひめ)が祀られています。人間の寿命が決まったのは、このお二方にまつわるお話が元だとか。
富士山までお参りに行くことがかなわない、という方のためにふもとに神社があるのですが、浅間神社 は、日本全国にあります。それほど影響力があったということです。
さて、一行は、阿夫利神社を出発し、見晴台へ。

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0021_xlarge 途中、ご神木や滝を見ながら進みました。

見晴台では、あいにく雲がかかっていて、大山の山頂(本社)は見えませんでしたが、少し肌寒くもあり、ささっとお昼休憩。
そして、下山しました。

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途中、大山寺。奈良の東大寺を開いた良弁(ろうべん)僧正により開山されました。
ここから、ケーブルにて下山のチームと歩いて下山のチームに分かれました。下山は石段、石段、また石段で、膝が笑います。

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最後のストーリーは、追分社です。
ここには、八意思兼神(やごごろおもいかねのかみ)が祀られていて、
知恵の神様だそうです。ちょうど、ここが、男坂・女坂の分かれ道になっており、この知恵の神様がここに祀られてれていることには意味がある、と。
ここでは、次回の会場となっている、秩父神社につながるお話がありました。
予定していた行程よりも遅くなってしまいましたが、
みなさん怪我なく、無事に下山できました。
ここに書ききれないストーリーがたくさんありました。すべてを掲載しきれず、申し訳ありません。
歴史と文化と山を巡る旅、次回は、秩父神社の権宮司さんに武甲山をご案内いただく予定です。(高柳)

2017年6月20日 (火)

H29年度入門コース第6回 「五感で学ぶ手法の体験」

期日  平成29年6月20日(火)
会場  川崎市青少年の家
講師  川崎市青少年の家 所長 藁谷久雄(わらがい ひさお)先生
テーマ 「五感で学ぶ手法を体験 ~ シェアリングネイチャー」
     ・親しみやすいパッケージプログラムとして、ネイチャーゲームを体験してもらう
     ・自然体験活動の意義についての理解を高める

xmasイントロダクション
 藁谷先生から、全体ガイダンス。
 大いに楽しみましょうとのアドバイスありました。  

xmas音いくつ
 全員が目をつぶり、どんな音が聞こえるか調べる。

xmas色いくつ 
 周囲にどんな色があるか調べる。10種類以上の人が多かった。

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xmasカモフラージュ
 森にかくされた人工物を探す。10個のうちいくつ見つけられるかチャレンジ
 一つ、二つの方から九つの方までいました。

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xmas森の色合わせ
 3人一組になって、16種類の色マップのそれぞれにあう自然物をさがす。

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xmas目隠し イモムシ
 全員が目隠しをして、前の人とつながり、イモムシのように進む。

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 時々地面に触れたり、上の方をさぐって、どんな場所か推測する。

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clubネイチャートレイル
 全員が目隠しをして、森にはられたロープを伝ってゴールまで歩く。

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cafe お昼休み

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clubフォールドポエム
 3人一組になって、素敵な場所を見つけ、リレーでポエムを作る。

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clubまとめ

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2017年6月14日 (水)

H29年度入門コース第5回 「海の生き物観察」

期日  平成29年6月13日(火)
会場  真鶴半島(遠藤貝類博物館・三ツ石海岸)
講師  NPO法人ディスカバーブルー代表、横浜国大講師 水井涼太先生
テーマ 「海の生き物観察」真鶴海岸で相模湾の豊かさに触れる

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「芸名ではありません」と開口一番におっしゃった水井涼太先生は、名の通り爽やかな海の青年です。生きている化石と言われるウミユリの一種「ウミシダ」の研究をされているそうです。
冗談も交えて海のことをわかりやすく説明して下さいました。

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スライドを見ながら海の環境と生態系、海をめぐる諸問題の講義を受け、実際に海へ出て磯の生物観察をし、そして顕微鏡を使ってのプランクトンの観察をしました。

日本は海洋生物の多様性が最も高い地域の一つであり、その中でも相模湾には多くの生物が生息しています。日本の海洋生物学は相模湾で始まったのです。その相模湾の中でもここ真鶴半島では多くの生物が観察でき、日本のスキューバダイビングのメッカなのです。

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1週間前に梅雨入りした神奈川県ですが、良いお天気続きで安心していたのが一転今日は朝からまさに梅雨模様。夜明け前から降り出した雨はいつか止むかなあと期待を寄せるものの一向に好転する気配はなく、早めのお昼を済ませ、雨具に全身を包み屋外へ。200段以上ある階段を下りて干潮の三ツ石海岸の磯へ。

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真鶴に生息するウメボシイソギンチャクは神奈川県の天然記念物だそうです。今日誰か見つけられるかな。

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潮溜まりで生物採集、皆さん童心にかえり海の中へもジャブジャブ入り、雨に濡れるのも気にせず楽しそうでした。
岩場は大変滑りやすいので大注意です!皆さん大丈夫でしたか?私は夜膝小僧が擦り剝けているのを発見しました。
止まない雨の中の磯での採取は30分程で切り上げ、観察と説明は崖の上の博物館へ戻りました。

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今日の収穫物は、
イボイワオウギガニの雄、捕まえやすいヒライソガニ(子どもは背が白く、炭酸カルシウムでできている白い砂浜の保護色なのです)、イワガニ、イソガ二、イソガニダマシ(一見カニのようですが、足が3対しかなくヤドカリの仲間、タラバガニと同じですね)、死んだふりをするのが上手いオウギガニ、
タカラガイ(丸みを帯びていて水から出すとツルツルに光る)、
2種類のヒトデ、クモヒトデ(海の掃除屋さん)、オニヒトデ、
3種類のウニ、ムラサキウニ、バフンウニ、キタムラサキウニ、
4種類のナマコ、イソナマコ、イセクロナマコ、ムラサキクルマナマコ、テツイロナマコ(これらは食べられませんよ、食用はマナマコです)
海藻数種(中が空洞なのを確かめました)

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水井先生のウミシダ、シダのような腕が10本あります。触るともげてしまうので優しくね。

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解説の後は皆さん実際に触ってみました。

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プランクトンを捕まえる網はかなりしっかり肌触りでした。

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光を当てると肉眼でもプランクトンを確認できます。
フジツボの幼生,ヤコウチュウ、クラゲ、巻貝の子ども等々。ピョンピョンと飛んでいるのはカイアシ類。

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先生が顕微鏡にムラサキクルマナマコの骨片をセットして下さいました。覗いてみると、紫色の車輪のような模様が万華鏡のように広がっていてきれいでした。

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研究員の方が見つけて下さった顕微鏡の中の植物プランクトン、ちょっと珍しいものだそうです。ペンペン草がゆらゆら風に揺れて開いたり閉じたりしているみたい、動画でお見せ出来ないのが残念です。

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先生から頂いた資料による代表的なプランクトン。さて皆さんはいくつ見ることが出来たでしょうか。

梅雨空の寒い一日でしたが、磯の生物は元気に活動していました。顕微鏡のプランクトンに魅せられた人も多かったのではないでしょうか。(Y.K)
                                      

2017年5月31日 (水)

H29公開講座 5月26日 「神武寺と鷹取山ハイキング」

5月26日に実施しました公開講座の報告です。

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あいにくの雨により、参加者が6名に減ってしまいましたが、コー

スを変更して実施しました。

東逗子駅に集合。
簡単なオリエンテーションのあと、早速傘を差しながら出発です。
雨に濡れて、新緑の緑がますます色濃く鮮やかになっていました。

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昭和天皇や牧野富太郎さんが植物調査にも訪れたという神武寺は、植物の宝庫です。
ミツバやシダが覚えきれないほどあります。リョウメンシダ、イノモトソウなど。

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薬師堂の手前、墓地の中に弥勒やぐらがあります。入定されている人の名前がはっきりわかるやぐらは珍しく、普段は非公開になっていますが、今回は特別に見せていただきました。
近くにいくとその大きさもなかなか見ごたえがあるものでした。



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そして、33年に一度のご開帳中の神武寺へ。
ホルトノキ、ボダイジュ、アカガシの観察。アカガシは幹がほぼ空洞になっているものの、樹皮が傷を埋めるかのように伸びていて、生命の強さを感じます。
お寺のなかでは、仏像の説明などを聞きました。



本来、鷹取山へ行く予定でしたが、悪天候なので、山は取り止め、現地にてお寺のご好意で貸して頂いた場所にて昼食を取りました。

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その後、車道にて東逗子駅へ戻るコースに変更しました。
帰りの道々、クサイチゴ、ヘビイチゴを食べ比べもしました。





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そして、五霊神社のイチョウを見に行きました。樹齢1000年と推定されるイチョウは圧巻です。
これはすごいね、と、感嘆の声もたくさん聞こえてきました。
他にも、この神社内には、古木銘木が多数。
そして、地元では寺町通りと呼ばれる道をあるいて光照寺と海宝院へ。


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海宝院では、ナギ、タラヨウなど、普段はあまり目にしない木を見て盛り上がりました。
幸い、午後から天気が一時的に回復して、曇り空の中の散策となり、雨だけど来てよかったと言っていただきました。(高柳)

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H29流域プロジェクト 報告「帷子川」

5月25日に実施しました、流域探索プロジェクトの報告です。

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今年度第1回目の流域探索プロジェクトは、帷子川の流域にて行いました。
事務局含め、13名が参加しました。
相鉄線 和田町より バスに乗って、浄水場前へ。西谷浄水場を見学しました。
歴史を確認し、浄水施設を屋上から見ました。意外と、オープンなことに驚きました。

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次に、陣が下公園へ。

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和田義盛 が陣を張った下にあるから「陣が下公園」という名前がついている、とのこと。駅名になっている和田町もそれに由来するそうです。

横浜に唯一と言われる渓谷のようです。植物を観察しながら歩きました。

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新緑の緑が美しい森の中を歩き、せせらぎに降りてと水が流れているところを渡渉します。夏は涼しくて気持ち良さそうですが、蚊も多いとのこと。
カニにも出会いました。

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川島杉山神社を経て、昼食会場へ。

 昼食中に、今年度の活動について話し合いました。

 午後は、さらに上流方面へ。

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もともと蛇行していて氾濫の多かった帷子川ですが、まっすぐに流れるよう整備した歴史があります。
整備した際に作られたトンネルがあります。越流堤を水量が越えたときに流れて相模湾に抜ける仕組みになっているそうです。

 

今回はもともと川が流れていたという道筋も歩きました。

自生しているトケイソウも見られました。ブラシの木もありました。

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最後に帷子川親水緑道を散策。

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↑これはなんでしょう?(写真右)

ウグイスなど、鳥の鳴き声も聞こえ、気持ちよい散歩道でした。

 流域を訪ね、その文化や歴史、自然に触れる流域探索プロジェクト、次回は、9月に等々力渓谷の予定です。

 

「地球の調べ方入門」修了生向け城ケ島で地層観察

5月30日好天気で、初夏のような暑さを感じる中、内野 哲氏(日本地質学会会員/元神奈川地学会会長)から、今29年度入門コースで取り上げたテーマ「地層観察入門」をより大きなスケールでお話をいただきました。今回は1期から6期までの修了生15名が参加しました。

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最初に岩場に座ったままで、ミニ講義を高柳さんとのコンビによる紙芝居スタイルにて、地層用語と地層観察のポイントの要点説明を受けた。

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地層の観察は先ず地層をよく見ることから始まる。地層の「色」「硬さ」「粒の粗さ」「岩石の種類」「化石有無」「地層の状態」等々
次は地層を読んでみる。「縞模様」「方向」「凹凸」「黒・白の具合」「地層の傾き」等々を知る。
地層用語もままならぬ内に言われればそうかなと思うも、なかなか厄介な分野である。

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足元に昆虫化石、地層がずれている、ごちゃごちゃに混じっている、傾きはどちらへ向かっているのかな、等々少しポイントが見えてきた。
火山礫砂岩と砂泥互層主体の三浦層群と一部が関東ローム層が重なる城ケ島層は見どころ多く、今は安全であり地球の息ずかいを感じられ興味が湧いてくる。

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自然が作った造形美「馬の背の同門」個々の上にある展望台からみた安房岬方面の風景は
見どころでした。
最後に城ケ島公園展望台に登り周辺の展望を満喫しました。
以下は帰りの「白秋碑前」バス停乗車前に公園内の(松本たかし)句碑及び(北原白秋)詩碑を見学しました。
松本たかし:「松虫に ささで寝る戸や 城ケ島」
北原白秋:「雨は降る、降る、城ケ島の磯に、利休鼠の雨が降る。雨は真珠か、夜明けの
        霧か、それとも私の、忍びなく。・・・・・」
(写真、文共H.A)

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2017年5月27日 (土)

日本セカンドライフ協会コラボイベント「新緑の鎌倉湖と鎌倉アルプス散策」報告

5月24日(水)に実施しました、日本セカンドライフ協会&神奈川シニア自然大学校コラボ企画、「新緑の鎌倉湖と鎌倉アルプス散策」の報告です。

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ガイドは1期生の久野正樹氏です。
ほどよく曇り、気持ちよい散策日和となりました。

散在ヶ池は、通称鎌倉湖といい、その昔、水で争いが起きるために作られたとのこと。

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イワタバコやホウライシダ(アジアンタム)の生える鎌倉らしい岩壁やせせらぎの横を通り、山を登ります。 途中、トチノキやホオノキ、シダを見ながら進みました。

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住宅街を抜け、鎌倉アルプスとも呼ばれる、天園ハイキングコースへ。

アップダウンに息を切らすも、通り抜ける風が心地よく、新緑を楽しみながら、がんばりました。

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勝上献は、鎌倉が一望できる、絶好のポイントです。(写真下)

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ここから、半僧坊まで階段にて一気に下ります。
カラス天狗が守っているのですが、一体だけカラス天狗ではないものもあるとか、、、。

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一気に降りると、一路、回春院へ。 訪れる人は少なく、ひっそりとしており、なんともいえない風情が漂っていました。 「人につれてきてもらわなきゃ来ていないねー。」との声もありました。

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そして、建長寺では、イワタバコが咲いていました~!たくさん花をつけている、かなりの大株もあります。これからが見頃だそうですが、かわいらしい花をつけていて、一堂盛り上がりました。

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その後、お寺の苦行中のブッダ像や樹齢750年と言われるビャクシンを見て、ランチ会場の鉢ノ木へ。

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美味しく旬のお野菜をふんだんに使ったお料理を楽しみました。

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オプションで北鎌倉駅の裏の小道もご案内。 ただ歩くだけではない楽しみがあったとの感想をいただきました。 ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。

次のコラボ企画は、10月6日(木)に、葉山の里山ハイクを予定しています。
日本の里100選にも選ばれている葉山の棚田を歩き、葉山牛をいただきます。
どうぞお楽しみに! (事務局 高柳)

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